在宅介護の必需品!?ハッカ油と無水エタノールで作る掃除用スプレー

2018.05.23 | ライフスタイル

在宅介護をしている方の多くが、「臭い」を気にしているのではないでしょうか。布製品に染み付いた汗や尿の臭いは、きちんと掃除していてもなかなか解消されにくいものです。
そこでおすすめなのが、ハッカ油と無水エタノールで作る掃除用スプレー。混ぜるだけで簡単に作れるこちらのスプレーは、消臭効果以外にもさまざまな効果があり、在宅介護にぴったりの優れものです。
今回は、そんなハッカ油と無水エタノールで作る掃除用スプレーの効果や作り方をご紹介します。

在宅介護で多い臭いの問題

要介護者の中には、お風呂やトイレまで移動するのが難しいために体を洗えていなかったり、大人用おむつを使用していたりする方がいます。また、ベッドに横になっている時間が多いと、汗などの水分で布団の中は高温多湿になり、雑菌が増殖しやすい状態になっています。こうした環境から、臭いが気になるようになってしまうのです。
さまざまな臭いの中でも、特に残りやすいのは尿の臭いです。例えば、尿漏れの後処理で拭き取りきれなかった尿が蒸発し周囲の布製品に付いてしまうと、その場に臭いが残ってしまいます。中でも丸洗いが難しいベッドの上で尿が漏れてしまうと、ベッドマットに臭いが染み付いてしまいます。
臭いが気になると、介護する側もされる側も気持ちよく過ごせないかもしれません。両者ともに気持ちよく過ごすには、臭い対策が大切です。

介護の臭い対策に!ハッカ油の力

介護の臭い対策には、ハッカ油が効果的です。ハッカ油といえば、スッキリとした爽快感が特徴です。医療品や生活用品にも使われているため、見聞きする機会も多いかもしれません。
ハッカ油は油なのにベタベタせず、伸びがよいため使いやすいのが特徴です。そんなハッカ油には除菌・消臭効果があり、消臭剤としても使用されています。そのため、在宅介護の臭い対策にも役立つのです。
汚れを落とす効果のある無水エタノールと組み合わせて使えば、臭いが気になる箇所の掃除にぴったりです。

ハッカ油×無水エタノールで掃除用スプレーを作ろう!

除菌・消臭効果のあるハッカ油と、汚れを落とす効果のある無水エタノール。それらを使った掃除用スプレーの作り方は、以下の通りです。

【用意するもの】
・ハッカ油……20滴程度
・無水エタノール……150ml
・精製水……60ml
・スプレーボトル

【作り方】

  1. スプレーボトルにハッカ油と無水エタノール、精製水を入れ、よく振って混ぜ合わせれば完成です。

※エタノールと水が混ざり合うと、化学反応によってやや温かく感じることがあります。

【注意点】
無水エタノールは引火性があるため、火気の近くで使わないようにしましょう。

掃除用スプレーを用いて消臭&掃除をしよう!

ハッカ油と無水エタノールで作った掃除用スプレーは、臭いと汚れが気になるあらゆる箇所に使用できます。例えば、ポータブルトイレや床、使用済みのおむつ入れなどです。そこにシュッとスプレーすれば、気になる臭いを抑え、汚れを取ることができます。
また、介護の臭い対策だけでなく、日々の暮らしのさまざまな場面にも使用できます。例えば、キッチン用品や窓の掃除にもぴったりです。また、ハッカ油のスーッとした香りで、掃除するたびにリフレッシュ効果が得られるのも特徴です。

除菌・消臭効果のあるハッカ油と、汚れを落とす効果のある無水エタノールを混ぜれば、あっという間に掃除用スプレーが完成します。在宅介護をしていて汗や尿の臭いが気になるという方は、臭い対策にぜひ一度お試しください。介護用品にスプレーして拭き取るだけで、簡単に除菌・消臭することができます。

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