急激な高熱と関節痛、倦怠感などを引き起こすインフルエンザ。風邪と症状が似ているため、感染に気づかず人と接触してしまい、二次感染を招いてしまうというケースもあります。インフルエンザは風邪よりも重症化してしまう場合が多いことから、免疫力の弱い幼児や高齢者などは特に注意が必要です。インフルエンザに感染しないためには、感染経路をしっかりと把握し、日頃から予防することが大切です。
そこで今回は、インフルエンザの感染経路や日頃からできる効果的な予防法についてご紹介します。
■インフルエンザの感染経路
インフルエンザの感染経路は、主に2つ。「飛沫感染」と「接触感染」です。飛沫感染とは、インフルエンザ感染者の飛沫(つば)に含まれるウイルスを吸い込むことにより感染してしまう感染経路を指します。感染者がくしゃみや咳をすると、周囲につばなどの飛沫が飛び散ります。その飛沫距離は、1~2メートルといわれるほど。かなりの飛沫距離があるため、すぐ近くにいなくても感染してしまう恐れがあります。職場や学校はもちろん、満員電車やデパートなど、人が大勢集まる場所は特に注意が必要となります。
一方、接触感染とは、物品や手を介して感染してしまう感染経路を指します。感染者がくしゃみや咳をする際に手で口元をおさえると、その手にインフルエンザウイルスが付着します。その手を洗わずに周りの物に触れてしまうと、触れた物にウイルスが付着します。そのウイルスが付着した物を他の人が触ることでインフルエンザウイルスがその人の体内へと入り込み、感染してしまうのです。ドアノブや手すり、スイッチやつり革など、不特定多数の人が触れる場所は特に注意が必要となります。
■一般的な予防法とは
推奨されているインフルエンザの一般的な予防方法は、以下の通りです。
・うがいや手洗い
手や喉に付着したインフルエンザウイルスを除去するには、うがいや石鹸を使った流水手洗いが効果的です。30秒以上しっかりと時間をかけて丁寧に手を洗うことで、十分な効果が期待できます。
・人混みでの活動を可能な限り避ける
インフルエンザが流行する季節は、できるだけ人混みでの活動は避けましょう。やむを得ず外出しなくてはならない場合は、飛沫感染をできる限り防ぐためマスクを着用するほか、外出先で不特定多数の人が触れるものに接触した場合には、(手ピカジェルなどの)アルコール手指消毒剤でこまめに手洗いをすることが大切です。
・予防接種
インフルエンザに感染する可能性を減らすには、予防接種も大切です。予防接種をしておけば、感染した場合でも重症化を防ぐことができます。インフルエンザの型によってワクチンは異なるため、その時期に流行する型を把握した上でワクチンを打つようにしましょう。
・湿度を保つ
喉粘膜の防御機能は、空気が乾燥すると低下してしまいます。ウイルス感染を予防するには、50~60%の湿度は保ちたいもの。空気の乾燥を防ぐためにも、部屋が乾燥している場合は加湿器などを使用して適度な湿度を保つようにしましょう。
・日頃からの健康管理
免疫力が低下していると、インフルエンザに感染しやすくなります。感染を予防するには、免疫力を高く保っておくことが大切です。日頃からバランスの良い食生活を心がけたり、睡眠をしっかり取ったりすることで免疫力を高く維持しましょう。
■より効果を高めるために
さまざまなインフルエンザの予防法があるものの、人混みでの活動が避けられなかったり、30秒以上時間をかけて手を洗うのが困難だったり、すぐに手が洗えない場合も少なくありません。
そんなときは、「手ピカジェル」がおすすめです。エタノールを含んだ消毒用アルコールジェルの手ピカジェルは、水を使わずに手に残ったバイ菌やウイルスをしっかりと殺菌します。また、ヒアルロン酸を含んでいるため手肌に優しいのも嬉しいポイントです。
一般的なインフルエンザの予防法と共に手ピカジェルを用いることで、日頃から手軽にしっかりとインフルエンザを予防しましょう。
この記事で紹介された商品について

手ピカジェル
手指・皮膚の洗浄・消毒に
水もタオルもいらない、すり込み式の消毒用アルコールジェル
細菌・ウイルスをすばやく消毒
※エタノール76.9~81.4vol%含有
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インフルエンザ予防について
普通の風邪とは異なり、高熱や関節痛など全身に症状が現れるインフルエンザは感染力も非常に高く急激に発症します。インフルエンザに感染しない為には、事前の予防対策が重要。お子様や高齢者の方など年齢や性別を問わず猛威を振るう為、それに伴った手洗いやうがいをはじめとした、インフルエンザの様々な予防対策方法について知ることが大切です。
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