クロルヘキシジングルコン酸塩・エタノール 普通薬

ステリクロンW・Bエタノール

綿球・綿棒への吸着

ステリクロンW・Bエタノール液1%の有効成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩(以下、CHGと略す)の綿球・綿棒への吸着について評価するため、 供試製剤をφ20mm綿球またはφ12mm綿棒に含浸させ、含浸前、含浸直後及び10分後のCHG含量を測定し、代表的な各種市販品と比較検討した。

その結果、含浸直後の含浸前に対するCHG残存率は、全ての供試製剤で97~98%であった。また、含浸10分後では、92~95%であった(表2、3)。

以上のことから、ステリクロンW・Bエタノール液1%のCHGの綿球・綿棒への吸着は、代表的な各種市販品と同程度であることが確認された。

【供試製剤】
  • ステリクロンWエタノール液1%
  • ステリクロンBエタノール液1%
  • 1%クロルヘキシジングルコン酸塩・エタノール液A
  • 1%クロルヘキシジングルコン酸塩・エタノール液B
【試験方法】
供試製剤のCHG含量を測定した後に、φ20mm綿球3球またはφ12mm綿棒3本に供試製剤を含浸させ、含浸直後(30秒後)及び10分後に絞り液を採取し、CHG含量を測定した。
なお、綿球または綿棒に対する含浸量は「綿球:①20mL/3球(わずかに過量)、②40mL/3球(かなり過量)」及び「綿棒:①5mL/3球(わずかに過量)、②10mL/3球(かなり過量)」とし、試験を実施した。
【評価方法】
含浸前のCHG含量に対する含浸後の各時点におけるCHG含量の残存率(%)を算出した。

表2.綿球への吸着

供試製剤 クロルヘキシジングルコン酸塩含量の残存率(%)
含浸直後 10分後
20mL/3球 40mL/3球 20mL/3球 40mL/3球
ステリクロンWエタノール液1% 97.59 97.68 94.38 94.52
ステリクロンBエタノール液1% 97.41 97.47 94.76 94.84
1%クロルヘキシジングルコン酸塩
エタノール液A
97.79 97.39 94.66 94.68
1%クロルヘキシジングルコン酸塩
エタノール液B
97.53 97.85 94.71 94.35

表3.綿棒への吸着

供試製剤 クロルヘキシジングルコン酸塩含量の残存率(%)
含浸直後 10分後
5mL/3本 10mL/3本 5mL/3本 10mL/3本
ステリクロンWエタノール液1% 97.41 97.69 92.57 94.62
ステリクロンBエタノール液1% 97.38 97.54 92.66 94.32
1%クロルヘキシジングルコン酸塩
エタノール液A
97.40 97.62 92.56 94.31
1%クロルヘキシジングルコン酸塩
エタノール液B
97.59 97.48 92.49 94.40