知って得する! 腸活コラム 知って得する! 腸活コラム

VOL.1-1 つらい便秘とはサヨナラしよう! 自分に合った便秘薬の選び方

便秘薬にはたくさんの種類がありますが、どのようにして選べばいいのでしょうか? 
便秘の原因は様々で、他の病気が潜んでいる場合もあります。 
ここでは、便秘のタイプ、自分に合った便秘薬の選び方や飲み方、便秘以外に考えられる病気についてご紹介します。

まずは自分の便秘のタイプを知っておこう

便秘とは、排便回数や排便量が少ないために便が大腸内に滞った状態をさします。便秘を引き起こしている原因は、人によって様々です。便秘はその原因により大きく2つに分けられます。

1.排便する力の低下や衰え、食生活の乱れなどによる便秘
専門的には、機能性便秘と呼ばれます。慢性的な便秘で悩む人のほとんどが機能性便秘といわれています。機能性便秘は以下のように2つに分類されていますが、どちらにも該当する場合もあります。 
2.腸に何らかの病気(ガン、炎症性疾患、直腸瘤など)があり、便の通り道(腸管)が広くなりすぎたり狭くなったりしていることによる便秘
専門的には、器質性の便秘に分類されます。器質性便秘は、専門的な検査や治療が必要です。
機能性便秘 / 排便が少ないタイプ(排便回数減少型)

特徴:排便の回数や量が少ないタイプ。便が腸内に溜まっているため、お腹のハリや腹痛がある。排便回数が少ないと腸内にたまった便がかたくなり、排便しづらくなることもある。
原因:

  • ・食事量が少ない 
  • ・食物繊維不足 
  • ・常用薬の副作用 
  • ・内分泌、神経疾患等 
機能性便秘 / 排便しづらいタイプ(排便困難型) 

特徴:排便時に、快適に排出ができないタイプ。排便後も残便感がある。もしくは、便がかたく、いきまないと排便できない。運動不足の人や、高齢者に多い。 
原因:

  • ・筋力低下 
  • ・直腸の運動能低下 
  • ・直腸の感覚低下 
器質性便秘 
特徴:腸の疾患などによるもの。根本的な治療が必要。
原因:大腸ガン、クローン病、 巨大結腸、直腸瘤など。

便秘薬にはどんなものがあるの? ~成分・特徴・薬の形状など~ 

便秘を改善してくれる薬には、大きく分けると3種類あります。
便秘薬には、色々な成分があり、その成分によって効き方や作用の強さも異なります。 

内服 / 市販薬に含まれる成分:酸化マグネシウム 非刺激性
効果・特徴:腸内に水分を集めることで、便をやわらかくして排便をスムーズにします。作用は緩やかで、自然な排便が得られます。便の柔らかさによって、薬の量を調整(1日量を超えない範囲で)します。
※腎臓や心臓に持病のある方は、使用前に主治医に相談しましょう。
剤形:錠剤 液剤 
内服 / 市販薬に含まれる成分:センナ、ダイオウ、センノシド、ビサコジル、ピコスルファートナトリウム ビサコジル、ピコスルファートナトリウム 刺激性
効果・特徴:腸粘膜を刺激して、蠕動運動を活発にすることで効果を発揮します。強い排便作用がありますが、腸を刺激するため腹痛を起こすことがあります。また、効きすぎると下痢になることがあります。長く使いすぎるとクセになり、難治性の便秘になることがあるため、短期間の使用にとどめましょう。
剤形:錠剤 細粒 
外用 / 市販薬に含まれる成分:グリセリン浣腸  刺激性
効果・特徴:肛門から注入して直腸に直接刺激を与えるお薬で、最も速効性があります。速効性がある反面、長く使いすぎるとクセになるため注意が必要です。 医師の指示がある場合をのぞき、最小限の使用にとどめましょう。
剤形:浣腸剤 

次回へつづく。

酸化マグネシウムは非刺激性 酸化マグネシウムは非刺激性
POINT 1 お腹が痛くなるにくい。 POINT 1 お腹が痛くなるにくい。
POINT 2 クセになりにくい。 POINT 2 クセになりにくい。