消毒剤の基礎

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2.消毒法

(1)定義

消毒とは、生存する微生物の数を減らすために用いられる処置法で、必ずしも微生物をすべて殺滅したり除去するものではない。

(2)消毒法の分類

1.物理的消毒法

消毒剤を使用しないで病原微生物を殺滅する方法。

1. 煮沸消毒法:
沸騰水中に沈め、15分間以上煮沸する方法。
2. 熱水消毒法:
80℃・10分間の処理で芽胞以外の一般細菌を感染可能な水準以下にする方法。
3. 蒸気消毒法:
100℃の流通水蒸気中で、30~60分間放置する方法。
4. 間歇消毒法:
80~100℃の熱水又は流通水蒸気中で1日1回、30~60分間ずつ3~6回加熱を繰り返す方法。
5. 紫外線殺菌法:
通例、254nm付近の波長を持つ紫外線を照射する方法(表面のみの殺菌)。

2.化学的消毒法

消毒剤を用いて病原微生物を殺滅する方法。適当な熱消毒の設備がない場合や、生体及び環境と非耐熱性器具などが対象となる。