粉末製剤

製造方法

  • ・原料の造粒を行わない散剤、造粒を行う顆粒剤いずれも製造可能です。
     造粒方法については、湿式造粒(練合法、流動層造粒法)、乾式造粒どちらにも対応できるので、水との接触ができない原料の顆粒化も可能です。
  • ・四方シール自動包装機による、分包品の製造も可能です。
  • 練合法
  • 流動層造粒法
  • 乾式造粒

製造フロー

散剤

1

異物除去

受け入れられた原料は、整粒機(コーミル)による篩過で、異物を取り除きます。
更に、磁石を通すことで原料由来の鉄粉など金属性の異物についても取り除きます。

2

整粒

必要に応じて、振動ふるいにて分級し、製品に適した粒度の粉末に整えます。

3

包装

分包品

・四方シール自動包装機にて充填・シール〜バインディングしたものを紙箱で梱包します。

大入り品

・アルミ袋やポリオレフィン袋に充填したものをヒートシールし、紙箱で梱包します。
・ポリオレフィンボトルに充填したものをキャップ締結し、紙箱で梱包します。

顆粒剤

1

異物除去

受け入れられた原料は、整粒機(コーミル)による篩過で、異物を取り除きます。
更に、磁石を通すことで金属性の異物についても取り除きます。

2

原料粉砕

必要に応じて衝撃式粉砕機(ハンマーミル)で原料の粉砕処理を行います。

3

混合

容器回転型混合機(W型又はボーレコンテナミキサー)にて原料を均一に混ぜ合わせます。

4

造粒~整粒

湿式造粒

練合法

  • ・原料を液体バインダーと共に混錬機(ニーダー)にて練合し、練合物を作製します。
  • ・練合物を押出造粒機にてペレット状に加工します。
  • ・破砕型造粒機(スピードミル)にて、ペレットを適切な大きさに調整します。

流動層造粒法

  • ・流動層造粒機にて、原料を流動させながら液体バインダーをスプレーし、造粒物を作製します。

湿式造粒

乾式造粒

・原料を乾式造粒機(ローラーコンパクター)で、圧縮し、フレーク状に加工します。
・オシレータ式整粒機にて、フレークを適切な大きさに調整します。

5

乾燥

湿式造粒(練合法及び流動層造粒法)

  • ・流動層乾燥機にて乾燥し、適切な水分値に調整します。
乾式造粒

・乾燥工程なし

6

整粒

・必要に応じて、振動ふるいにて分級し、製品に適した粒度の粉末に整えます。

7

包装

分包品

・四方シール自動包装機にて充填・シール~バインディングしたものを紙箱で梱包します。

大入り品

・アルミ袋やポリオレフィン袋に充填したものをヒートシールし、紙箱で梱包します。
・ポリオレフィンボトルに充填したものをキャップ締栓し、紙箱で梱包します。

液剤

  • ・アルコール消毒液を中心に、医薬品から食品添加物まで幅広い区分の製品製造が可能で、医療機関、教育施設、オフィス、一般家庭など、あらゆるニーズに応えます。
  • ・企画から量産まで一括対応(ODM)し、小ロットから大規模生産まで可能です。

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半固形製剤

  • ・軟膏・クリーム・ジェルなど高品質な製剤をスピーディに製造できます。
  • ・多様な包装形態に対応し、企画から製造・充填・包装までワンストップで実施します。
  • ・小ロットから大規模生産まで、柔軟に対応可能です。

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固形製剤

  • ・原料の計量、造粒、乾燥、混合、打錠等の作業は清浄度が管理された環境下で実施します。
  • ・錠剤識別表示は刻印だけでなく印字対応も可能です。
  • ・高精度なカメラで検錠し、異物混入を防止します。
  • ・PTPシートからバラ充填まで多様な包装形態に対応します。

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