インフルエンザに感染すると、急な発熱や関節の痛み、全身の気だるさなどさまざまな全身症状を引き起こします。幼児や高齢者といった免疫力の弱い方であれば重症化する可能性もあるため、インフルエンザに感染した場合は一週間程度安静にしておく必要があります。また、インフルエンザは感染力が非常に強いため、感染した場合は自分の体をいたわるとともに二次感染を予防する必要もあります。
そこで今回は、インフルエンザに感染した場合に備えて、押さえておきたい対応についてご紹介します。
■インフルエンザ感染中にすべき対応
インフルエンザに感染した場合、症状を悪化させないために、または二次感染を防ぐために行うべき対応として、以下の6つをあげることができます。
・医療機関の受診
インフルエンザウイルスは増殖スピードが速いため、急速に症状が進行します。そのため、インフルエンザの流行シーズンなどに具合が悪くなった場合は、「単なる風邪だろう」とは考えずに早めに医療機関を受診することが大切です。症状の悪化や二次感染を予防するには、適切な治療を早めに受けることが重要になります。
・十分な睡眠と休養
睡眠不足は体の免疫を低下させるため、インフルエンザ感染中は特に休養することが大切です。十分な睡眠をとり、体をゆっくりと休ませましょう。
・健康的な食事
インフルエンザ感染中は栄養豊富なバランスの取れた食事を心がけ、免疫力を高めましょう。栄養バランスの取れた食事は免疫力アップにつながり、インフルエンザに感染したとしても症状の悪化や重症化を防ぐことができます。
・水分補給
インフルエンザ感染中は、十分な水分補給が大切です。水やスポーツドリンクはもちろん、お茶やジュース、スープなどでも構わないので、たくさんの水分を補給しましょう。ただし、アルコールは睡眠に悪影響をおよぼし、さらには脱水症状を引き起こす場合もあるため完治するまでは控えるべきだとされています。また、過度に糖分や塩分が多い飲み物も避けることが望ましいといえます。
・マスクの着用
二次感染を防ぐには、マスクの着用は必要不可欠です。人と接する際には必ずマスクを着用し、咳エチケットやくしゃみエチケットを守りましょう。
・こまめに手洗い
インフルエンザの感染予防に効果的な手洗いやうがいは、インフルエンザ感染中にも欠かせません。インフルエンザの重症化や他菌の感染を防ぐためにも、手洗いやうがいはしっかりと行いましょう。なお、水や石けんを使った手洗いだけでなく、エタノールを含んだアルコール手指消毒剤を使ったこまめな手洗いも効果的です。
■そもそもインフルエンザに感染しないために
インフルエンザに感染した際、症状の悪化や二次感染を予防するための対応にはさまざまなものがあります。なお、重要なのは感染時の対応だけでなく、感染する前、すなわち日頃からのインフルエンザ対策も含まれます。事前にインフルエンザ対策を徹底することで、インフルエンザの感染そのものを予防することができます。日頃から規則正しい生活を送り、栄養バランスの取れた食生活を心がけ、こまめな手洗いや咳エチケットを守ることが大切です。
本格的にインフルエンザが流行する季節を迎える前に、事前の予防策、感染時の対応などをしっかりと覚えておきましょう。
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