高熱や全身の気だるさなど、つらい症状を引き起こすインフルエンザ。発症してしまうと、一週間程度は安静にしておくべきだといわれています。インフルエンザ感染中に無理をしてしまうと、症状を悪化させてしまうのはもちろん、二次感染を引き起こす場合もあります。
そこで今回は、インフルエンザ感染中に避けるべき行動や活動についてご紹介します。
■避けるべき5つの行動・活動
インフルエンザ感染中は、できるだけ安静にしておく必要があります。症状がつらく感染力の高いインフルエンザは、なるべく早く治したいもの。インフルエンザ感染中に控えるべき行動や活動としては、以下のものがあげられます。
1.人混みや繁華街への外出
インフルエンザ感染中は、人混みや繁華街への外出はできるだけ避けましょう。人混みや繁華街へ出掛けるとそれだけで体力を消耗してしまうのはもちろん、何より二次感染を引き起こしてしまいます。感染を拡大させないためにも、外出は控える必要があります。
2.無理をして学校や職場へ行く
感染力の高いインフルエンザは、感染中に学校や職場へ行くのも控える必要があります。特に学生の場合は、国が定めた学校保健安全法により出席停止期間が設けられているため、その期間に学校へ行くことは禁止されています。これに対して、社会人には出勤停止期間は設けられていませんが、インフルエンザウイルスの排菌期間である5~7日間はできるだけ安静にするよう心がけることが大切です。
3.マスクをせずに人と接する
インフルエンザ感染中、マスクをせずに人と接するのはご法度です。インフルエンザの感染力は非常に強いため、二次感染を防ぐためにも人と接する際には必ずマスクを着用した上で接するようにしましょう。咳エチケットやくしゃみエチケットを正しく守り、二次感染を防ぐ必要があります。
4.過剰な運動
インフルエンザ感染中の過剰な運動は、体力を過度に消耗させるだけでなく体内の水分を不足させてしまう可能性もあるため、控える必要があります。
5.必要以上にストレスを感じる
過度なストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下します。すでに免疫力が低下しているインフルエンザ感染中に過度なストレスを感じると、ますます免疫力が低下してしまうことにもつながるため注意が必要です。インフルエンザ感染中は、できるだけストレスを溜めることなく過ごすよう心がけましょう。
■そもそもインフルエンザを予防するには
インフルエンザ感染中は安静にしておく必要があることから、さまざまな行為が制限されてしまいます。日常生活や仕事に支障をきたしてしまうインフルエンザは、できる限り予防したいもの。
そんなインフルエンザの予防には、「こまめな手洗い」や「うがい」が推奨されています。また、インフルエンザウイルスの殺菌効果がある消毒用エタノールを使った「物品消毒」や、エタノールを含むアルコール手指消毒剤を使った「手指のアルコール消毒」も効果的です。
効果的な予防法でインフルエンザ対策を行い、つらいインフルエンザを予防しましょう。
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