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キムチ鍋がよいって本当?食生活でインフルエンザを予防

2022.11.28| 感染症・消毒

毎年のように猛威を振るうインフルエンザは、10人に1人が感染するといわれています。つらい諸症状を引き起こし、日常生活や仕事にも支障をきたすインフルエンザは何としても感染を未然に防ぎたいもの。
そんなインフルエンザの流行に備えて、ここでは日常生活に取り入れやすいインフルエンザ対策についてご紹介します。

 

■インフルエンザの予防には食生活が大切

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インフルエンザを予防するには、うがいや手洗い、咳エチケットなど基本的な対策の他に、エタノールを含むアルコール消毒剤を用いた手指や物品の殺菌消毒が効果的です。食事の前や帰宅後にうがいや手洗いに加え殺菌消毒をすることで、予防効果を高めることができます。
なお、いくらうがいや手洗い、殺菌消毒を行ったとしても、免疫力が低下していては効果はあまり期待できないかもしれません。インフルエンザを効果的に予防するには、免疫力を高めておくことも大切です。日頃の食生活を見直し、免疫力が高められる食生活を送るようにしましょう。

 

■冬の食卓の定番「キムチ鍋」が効果的!?

免疫力を高めるには、まず体を温める必要があります。体を温めて血液の循環をよくすることで、免疫力アップにつながるのです。体の冷えやすい冬は、特に体を温めることが大切です。体を温める食材や料理を積極的に摂取することで、効果的にインフルエンザを予防しましょう。
そんな冬の食卓に欠かせないレシピといえば、お鍋です。中でも「キムチ鍋」は、インフルエンザ対策に効果的といえます。キムチ鍋に入れる具材といえば、キムチや唐辛子の他に、豚肉やきのこ、豆腐やネギなどがあります。キムチや唐辛子には乳酸菌やカプサイシン、豚肉やきのこにはビタミンB群やβ-グルカン、豆腐には良質なタンパク質やオリゴ糖、ネギにはビタミンAやアリシンなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、体にさまざまな健康効果をもたらすのです。

 

■キムチ鍋に含まれる栄養素がインフルエンザを撃退

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キムチ鍋に入れる具材は豊富な栄養素を含んでおり、それらをたくさん食べることでさまざまな健康効果が得られます。例えば、キムチに含まれる乳酸菌やきのこに含まれるβ-グルカンには、免疫力を高める働きがあります。唐辛子に含まれるカプサイシンにも、新陳代謝を高める作用があります。また、豚肉に含まれるビタミンB群やにんにくには疲労回復効果、ネギに含まれるビタミンAには粘膜を強化する効果、アリシンには血行を促進させる働きがあるなど、キムチ鍋にはインフルエンザを撃退するのに効果的な作用がたくさん含まれているのです。

さまざまな健康効果が期待できるキムチ鍋。積極的に食べることでおいしく効果的にインフルエンザ対策を行いましょう。

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