2021.07.12 インフルエンザ予防について

【医師監修】微熱でもインフルエンザの可能性はある?予防の方法についても解説

インフルエンザ予防について
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インフルエンザの症状と言えば、高熱を思い浮かべる人も多いでしょう。38度以上の熱が出て、身体の節々が筋肉痛で辛い…といったイメージを持つ人もいます。確かにインフルエンザにかかると高熱が出ることがありますが、微熱が出たときはインフルエンザではないと判断できるのでしょうか。

この記事では、微熱が出たときに考えられることや、インフルエンザかどうかを見分けるそのほかの症状、また、インフルエンザの予防策について解説します。ぜひインフルエンザ予防の参考にしてください。

インフルエンザの主な症状は?

一般的にインフルエンザの症状とされているのは、38度以上の高熱や全身のだるさ、筋肉痛、喉の痛み、咳などです。喉の痛みや咳は高熱が出てから少し遅れて生じることがあります。

普通の風邪でも喉の痛みや咳などの症状は出ますが、38度を超えるような高熱や筋肉痛といった全身の症状が出ることはあまりありません。体全体がつらいときには、インフルエンザが疑われるでしょう。

微熱でもインフルエンザにかかっている可能性はある?

インフルエンザにかかったからといって、必ずしも38度を超える高熱が出るわけではありません。場合にもよりますが、37度台の微熱でもインフルエンザのことはあります。

そもそも発熱や痛みなどの症状が出るのは、侵入してきたウイルス等を退治しようと体の免疫機構が働くからですが、免疫力の弱いことが多い高齢者や小さな子どもは症状があまり出ないので、熱も高くは上がらないことがあります。

しかし、症状が軽いということは免疫がうまく機能していないということです。かえって重篤になる可能性もあるので、予断は許しません。熱が高くないからと放置するのではなく、こまめな水分補給で脱水症状を予防しつつ、早めに医療機関を受診するようにしましょう。

微熱か高熱かによらず、激しい頭痛や悪寒、関節痛があるときはインフルエンザの可能性があります。インフルエンザの検査ができるのは症状が出てから12~48時間の間です。正しく診断して処置を受けるためにも、症状が出た時間を記録し、検査できる時間内に医療機関を受診するようにするようにしてください。

インフルエンザB型は微熱が続くことが多い

38度を超える高熱が出るのは、インフルエンザA型の特徴です。一般的にインフルエンザB型は37度~38度と、あまり熱が上がらない傾向にあります。また、発熱している期間が長く、体力的にもダメージを与えるので注意が必要です。

B型にかかると、微熱に加え、腹痛や嘔吐、下痢などの消化器系の症状が見られることがあります。熱が上がらないからと油断をするのではなく、早めに医療機関を受診するようにしてください。

インフルエンザA型とB型はまったく異なるウイルスによる異なる病気です。そのため、インフルエンザA型に感染したあとに、B型に感染することもあるので、その年に一度インフルエンザにかかったとしても安心はできません。

また、インフルエンザA型にかかっても微熱しか出ないという可能性もあります。37度台だからインフルエンザB型と自己判断するのではなく、医療機関で調べてもらうようにしましょう。

インフルエンザは日ごろからの予防対策が必要

インフルエンザはウイルスによって感染する病気です。インフルエンザウイルスの予防対策をすることで、ある程度は感染を防げるかもしれません。日ごろから予防に効果があるといわれていることは実施していきましょう。

予防対策のひとつとして、インフルエンザが流行する前には予防接種を受けておきたいところです。インフルエンザは11月の下旬頃から流行する傾向があるので、10月頃には予防接種のスケジュールも組みましょう。

また、マスクの着用や手洗いによって、ウイルスを体内に入れないようにすることも大切です。バランスの良い食事やしっかりと睡眠時間を取ることにより免疫力を高めることも、インフルエンザの予防につながるでしょう。

手指を消毒することや、適度な換気と加湿もインフルエンザ予防には効果があるとされています。いずれも習慣化すれば難しいことではないので、積極的に生活に取り入れていくようにしましょう。

微熱が続く場合は医療機関へ受診するようにしよう

微熱が続く場合でも、インフルエンザの可能性が疑われることがあります。比較的熱が上がりにくいB型に感染していることがありますが、A型でも38度を超えないときがあるので、まずは医療機関を受診するようにしましょう。

微熱を放置しておくと症状が重症化し、合併症が起こる可能性も否めません。迅速に対応するように心がけてください。

中島医師よりコメント
インフルエンザにかかっても、高齢の方やインフルエンザワクチンを接種した方は微熱しか出ないことがあります。風邪との違いは全身倦怠感や筋肉痛がありますので、疑わしい場合は医療機関を受診しましょう。検査は発症後12時間以降、治療は発症後48時間以内に受けて下さい。

監修者
監修者_中島
医師:中島由美
金沢医科大学医学部を卒業後、大学病院で小児科、市中病院で内科医として勤務。皮膚科、美容皮膚科でも研鑽を積み、2018年クリスタル医科歯科クリニックにて内科、アレルギー科、美容皮膚科を開設。内科院長として勤務。

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