2021.08.16 インフルエンザ予防について

【医師監修】インフルエンザが発症するとどうなる?気になる症状や予防対策を紹介

インフルエンザ予防について
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普通の風邪と見分けることが難しい場合もあるインフルエンザ。インフルエンザの特徴的な症状を知っておくことで、早期の対応が可能です。

感染力が強く、急速に症状が悪化しやすいインフルエンザは、重症化を防ぐことや他の方にうつしてしまうリスクを少しでも減らすことが大切です。

今回は、インフルエンザに感染すると具体的にどのような症状が現れるのかを確認しましょう。

インフルエンザは発症までどのくらいかかる?

インフルエンザの症状がみられるまでの期間=潜伏期間は、約1~3日程度と言われています。鼻や口などを介して体内に入り込んできたウイルスにより、発熱やくしゃみ・咳などの症状が現れるまでの期間です。

この間インフルエンザウイルスは、私たちの体内で急速に増殖。私たちの体もこの増殖をただ見過ごすわけではなく、免疫力によりウイルスに対抗しますが、ウイルスの増殖スピードが勝ってしまったときには、さまざまな症状が発症します。

インフルエンザが発症するとどうなる?

インフルエンザの感染が成立してしまった場合、どのような症状が現れるのか見ていきましょう。

種類によって症状が異なる

日本では、主にA型とB型の2種類のインフルエンザウイルスが流行しています。典型的な症状としては、突然の高熱や頭痛、関節の痛みなどが挙げられるでしょう。

これらはどちらの型にも比較的共通し現れやすい症状ですが、それぞれ流行するシーズンや症状が若干異なります。

A型の症状

A型は季節性インフルエンザであり、シーズンに毎年流行する一般的なインフルエンザウイルスです。38度を超える高熱と悪寒や、関節の痛み、筋肉痛などの全身のだるさなどを特徴としています。さらに、咳や鼻水など呼吸器の症状に悩まされることがあります。

B型の症状

B型は、A型に比べると流行するシーズンが少し遅く、冬の終わりにかけて流行します。症状としては、腹痛や下痢など消化器系の症状を訴える方がA型に比べると多いのが特徴です。高熱となりにくいケースもあるため、通常の風邪と見分けにくいことがあります。

発症してから病院に行くまでの時間が大切

検査のタイミングとしては、発熱などの初期症状が現れてから12時間以降が適切な結果が得られやすいと言われています。12時間経たないうちは、陽性であっても検査で陰性となってしまう場合があるためです。

ただし、症状が重篤の場合や基礎疾患があり重症化のリスクがある方などは、速やかに受診するようにしてください。

また、薬の服用によって発症から48時間以内であれば、症状の悪化を抑えられるケースもあります。この12~48時間の間が1つの目安になると考えられます。

インフルエンザの予防方法

インフルエンザに感染した場合は適切な対応が大切ですが、それ以上に感染しないための対策が必要です。インフルエンザの予防方法についてご紹介します。

マスクを着ける

インフルエンザは飛沫により感染します。マスクを着用することで、くしゃみや咳をした際の飛沫の拡散を防ぎ、他の人にうつすリスクを抑えられます。

着脱の際には、ウイルスが付着している可能性がある面に触れないように注意してください。また、取り外した後には、手指消毒・手洗いをする習慣をつけましょう。

手指消毒・手洗いを行う

インフルエンザは飛沫感染だけでなく、接触による感染経路もあります。外出時に不特定多数の方が触れるような場所にさわった後やマスクを外した後、家に帰ってきた際など、アルコール消毒は水道ですぐに手が洗えないような場所でもさっと使用できます。正しい使用により、手指についたインフルエンザウイルスに対して効果を示します。

併せて、手指の汚れが目立つ場合は石けん手洗いなど、感染予防を心掛けましょう。

室内の換気と加湿を行う

インフルエンザウイルスは、飛沫として感染する以外に一定時間空気中を漂うことも知られています。そのため、換気で空気の入れ替えを定期的に行いましょう。

冬場はもともと空気が乾燥しているうえに、空調の使用や換気により湿度が下がりやすくなっています。換気と併せて湿度管理も大切です。

乾燥が進むと気道粘膜の防御機能が弱まりやすくなり、同時にウイルスの感染性も高くなるため、室内の湿度は50~60%くらいを常に保ちましょう。

流行時期は人混みを避ける

流行シーズンには、なるべく人混みを避けるようにしましょう。ただ、生活に必要最低限の買い物や、通学・通勤など、どうしても外出しなければいけないシーンはあるものです。その際は、携帯用の消毒剤やマスクなど上記であげた感染対策を徹底しましょう。

ワクチンを接種する

ワクチンは、その年に流行する可能性があるインフルエンザウイルスを想定して作られます。ワクチンを接種しても必ずしも予防できるわけではありませんが、感染した際には症状が軽減される傾向にあります。

例年、流行シーズン前の10~11月ごろから接種が開始されるため、接種時期については余裕をもってスケジュールを組みましょう。

予防をしてウイルスから身を守ろう

インフルエンザ感染の可能性がある場合にすばやく対応するためには、感染した際にどのような症状が現れるのかをしっかりと把握することが大切です。

さらに、ウイルスを予防するための手段を知り、ひとりひとりが対策することで感染拡大を防ぐことが可能なので、意識をもって心がけるようにしましょう。

工藤医師よりコメント
インフルエンザと通常の風邪を見分けることは難しいですが、インフルエンザではとくに38度を超える高熱や悪寒、関節の痛み、筋肉痛などの全身症状が特徴です。何よりも大切なのは日頃からの予防をおこなうことですので、上記の予防法を是非実践してください。

監修者
監修者_工藤
医師:工藤孝文
内科医・糖尿病内科・統合医療医・漢方医。
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。
現在は、自身のクリニック:みやま市工藤内科で地域医療に力を注いでいる
専門は、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療・ダイエット治療など多岐にわたる。
テレビ・ラジオなどのメディアでは、ジャンルを問わず様々な医療の最新情報を発信している。
NHK「ガッテン!」では、2018年度の最高視聴率を獲得した。
著書は15万部突破のベストセラー「やせる出汁」をはじめ、50冊以上に及ぶ。
日本内科学会・日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本東洋医学会・日本抗加齢医学会・日本女性医学学会・日本高血圧学会、日本甲状腺学会・日本遠隔医療学会・小児慢性疾病指定医。

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