2021.09.24 インフルエンザ予防について

【医師監修】インフルエンザは目から感染する?ウイルスを防ぐために注意したいポイント

インフルエンザ予防について
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インフルエンザにはいくつかの感染経路がありますが、「目からも感染する」と言われています。

実際に、インフルエンザはどのように感染するのか気になる方も多いでしょう。

そこで今回は、インフルエンザの感染経路や目から感染するのは本当かどうかについて詳しく解説します。

インフルエンザの予防対策についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インフルエンザの気になる感染経路

インフルエンザの感染経路は主に「飛沫感染」と「接触感染」の2つが挙げられます。それぞれの感染経路について詳しく紹介します。

飛沫感染

インフルエンザは飛沫感染が主な感染経路とされています。飛沫感染とは、インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみを介してウイルスに感染するものです。

インフルエンザ感染者の飛沫が粘膜に付着したり、飛沫を吸入したりするとウイルスに感染します。咳やくしゃみによる飛沫は2メートルほど飛ぶと言われているため、普通に会話する程度の距離感では飛沫を浴びてしまうのです。

また、人混みの中でも2メートルの距離を空けるのは難しい場合もあるので、至る所でインフルエンザに感染する可能性があるでしょう。

感染者の飛沫を浴びたからといって、必ずしもインフルエンザに感染するとは限りませんが、きちんと予防対策を行いながらインフルエンザ感染を防ぎましょう。

接触感染

接触感染とは、インフルエンザ感染者が触れたドアノブや手すりなどのモノを介してウイルスに感染する経路です。

インフルエンザに感染すると、鼻水が出たり、咳やくしゃみが出たりと飛沫が飛散しやすい状態です。飛沫を防ごうと手で覆う方もいますが、そのまま手を洗わずドアノブや手すり、スマートフォンや公共機関のボタンなどを触ると、触れたモノに飛沫が付いてしまいます。

非感染者がインフルエンザ感染者の飛沫が付いたモノに触れることで、間接的にウイルスに感染するケースも少なくありません。

間接的な感染を接触感染と呼びますが、ウイルスは目に見えないため、確かな感染経路を知ることは難しいでしょう。

接触感染では、手などの肌に付着したウイルスが粘膜に付着することで感染します。ウイルスが付着した手で食事をしたり、目を擦ったりするとインフルエンザに感染する可能性があるため注意が必要です。

インフルエンザは目から感染するって本当?

インフルエンザが目から感染すると言われているのは、接触感染を指しています。感染者が咳やくしゃみを手で押さえ、そのまま電気のスイッチを触ったり、手すりにつかまったりすると、触れた場所にウイルスが付着しています。

ウイルスが非感染者の手に触れ、そのまま手や物を介して口や目の粘膜に付着するとインフルエンザを発症する場合があるでしょう。

インフルエンザは感染者と濃厚接触をしなくても感染するので、「目から感染する」といった考えは間違いではありません。具体的には、目の粘膜にインフルエンザウイルスが付着することにより感染します。

目からインフルエンザに感染しないための対策

目からインフルエンザに感染しないために重要な感染症対策のポイントを紹介します。普段から以下の2つのポイントを意識して生活してみましょう。

アルコール手指消毒を徹底する

日頃から手洗いやアルコール消毒を徹底し、ウイルスが粘膜に付着するのを防ぎましょう。手洗いやアルコール消毒はインフルエンザに限らず、あらゆるウイルス感染を予防する効果に期待ができます。

感染者から出た飛沫は顔にも付着している場合があるため、可能であれば顔も洗うようにしてください。出先で手洗いが難しい場合は、携帯用のアルコール消毒液を活用すると良いでしょう。

目を擦らないように意識する

目からインフルエンザに感染しないように、普段から目を擦るクセがある方は注意が必要です。

とくにインフルエンザの流行時期は、目を擦らないように意識してください。無意識に目を触っている方もいるため、今一度自分のクセを見直してみましょう。

インフルエンザは目からの感染以外にも注意

インフルエンザは目からの感染以外にも、きちんと予防対策を行うことが大切です。今日からさっそく、以下の3つの感染予防を意識して生活していきましょう。

流行シーズンは人混みを控える

インフルエンザの流行シーズンは、どこでウイルスに感染するかわかりません。感染を予防したい方は、インフルエンザの流行シーズンは人混みに行くのは控えるようにしましょう。

人が多く集まる場所は、インフルエンザウイルスが拡散されやすい傾向にあります。きちんと予防を心がけていてもウイルスに感染する可能性はゼロではありませんので、極力人混みは避けるようにしてください。

人が多く集まるイベントなどもインフルエンザの流行シーズンは控えることが望ましいですが、どうしても人混みを避けられない方は、アルコール手指消毒などを徹底しながら予防してください。

予防接種を受ける

予防接種はインフルエンザの感染を防ぐ効果に期待ができます。ただし、予防接種はあくまでも「インフルエンザにかかりにくくするワクチン」ですので、完全に感染を予防することはできません。

しかし、インフルエンザにかかったとしても予防接種を受けていれば、症状は比較的軽症で済む傾向にあります。持病がある方などは、予防接種を受けることで重症化リスクを軽減できる可能性もあると言われています。

インフルエンザの感染が心配な方は、予防接種を打つことも検討すると良いでしょう。

規則正しい生活を送る

免疫力を高めるためにも、普段から規則正しい生活を心掛けることが大切です。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠時間を確保するなどしながら、健康的な生活を送りましょう。

また、ストレスは免疫力を下げる要因の1つです。普段からリフレッシュやリラックスを心掛け、心の健康を保つことも意識してください。

インフルエンザは目からも感染する!予防して健康に気を付けよう

インフルエンザの接触感染では、目から感染するケースもあります。こまめに手洗いをしたり、目を擦ったりしないように注意しながらインフルエンザの感染を防ぎましょう。

また、インフルエンザの流行シーズンは人混みをできるだけ避けたり、アルコール手指消毒をこまめにしたり、目からの感染以外の予防も徹底してください。

佐藤医師よりコメント
インフルエンザウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染であり、目・鼻・口などの粘膜から体内に侵入していきます。インフルエンザに感染しないようにするためには、普段からの予防対策が大切です。その中でも特に手指衛生をしっかりと心掛けていきましょう。

監修者
監修者_佐藤留美
医師:佐藤留美
内科医・呼吸器科医・感染症科医・アレルギー科医。
久留米大学医学部を卒業後、大学病院、市中病院で臨床医として勤務。また、大学院で感染症の 研鑽を積み、医学博士を取得。内科・呼吸器・感染症・アレルギー等の専門医と指導医資格を多岐にわたり取得。現在は朝倉医師会病院呼吸器科部長として勤務。

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