消毒薬のQ&A

手洗い・手指消毒

容器の詰め替えをしてもいいの?

容器の詰め替えの可否は次のとおりです。

アルコール、速乾性手指消毒薬

アルコール対応型の容器に詰め替えを行っても差し支えありません。ただし、長期間にわたって詰め替えをくり返すと、チリやホコリなどの混入による芽胞汚染を受けてきます。したがって、その容器は6か月ごとなどに洗浄・乾燥を行ってください。

低水準消毒薬

ベンザルコニウム塩化物(ザルコニン®、オスバン®)やクロルヘキシジン(ステリクロン®、ヒビテン®)などの低水準消毒薬の詰め替えを行ってはなりません。微生物汚染を受けるからです(「消毒薬の継ぎ足し使用は?」の項を参照してください)。

シャンプー・リンス

含有される保存剤の種類や濃度にもよりますが、詰め替えで微生物汚染を受けることがあります(図1)。おもな汚染菌はセパシア菌(Burkholderia cepacia)、Pseudomonas paucimobilisなどのシュードモナス属、およびセラチア菌などです。したがって、医療関連施設内では詰め替えを行わないのが望ましいです。

図1.リンス液の細菌汚染例

詰め替え容器のくり返し使用を行っていた。