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インフルエンザの休み期間は何日?仕事・学校への復帰目安と感染・隔離期間も紹介

2026.08.19| 感染症・消毒

倦怠感や高熱、くしゃみ、のどの痛みなど、全身のつらい症状を引き起こすインフルエンザに感染すると、一般的に「1週間程度は外出を控えるべき」といわれています。法律により、一定期間は保育施設・学校への出席も禁止です。

今回は、インフルエンザに感染した場合に学校・職場を休むべき期間とその理由を解説します。潜伏期間(感染から症状が出るまでの期間)や感染期間(人にうつす期間)、隔離が必要な期間も紹介するため、罹患時の対処の参考にしてください。

インフルエンザでの休み期間は何日?

インフルエンザによる休み期間の目安は、以下のとおりです。

未就学児発症後5日かつ解熱後3日
小学生・中学生・高校生発症後5日かつ解熱後2日

未就学児や学生の出席停止期間は、国が制定した法律である「学校保健安全法」に定められています。

企業に勤める社会人の場合、職場の就業規則や人事部などの指示に従うことが一般的で、発症後5日程度の出勤停止が推奨されているケースが多くみられます。

また、医療機関や介護施設、保育施設などでは、感染拡大防止のために明確な復帰基準が設けられていることも珍しくありません。

なお、症状によって学校医やそのほかの医師から感染の恐れがないと判断された場合は、規定の期間終了前でも出席・出勤できる場合があります。

インフルエンザの主な症状

インフルエンザは、12〜3月に流行しやすい感染症です。インフルエンザにかかると、以下のような症状が良く現れます。

  • 38℃以上の発熱
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 全身倦怠感
  • のどの痛み
  • 鼻水

普通の風邪(風邪症候群)の場合、のどの痛みや鼻水、咳などの症状が中心で、全身症状は出にくい傾向があります。一方、インフルエンザは、関節痛や筋肉痛などの全身症状が比較的急速に現れることが特徴です。

インフルエンザの症状については、以下のコラムをあわせてご覧ください。

【医師監修】インフルエンザの頭痛の特徴は?症状の適切な対処法や受診のタイミング

【医師監修】インフルエンザで筋肉痛になる理由は?原因と痛みの対策まで解説

A型とB型の違いは?

インフルエンザには、A型・B型・C型など複数の種類があり、人間がかかりやすいのはA型とB型です。A型の場合、高熱や全身症状が前面に出やすく、症状が急激に進行するケースが多いです。

一方、B型はA型ほど急激な症状は出にくいですが、その分、発熱や咳・のどの症状などが長引きやすい傾向にあります。B型の場合、下痢や嘔吐などの消化器系症状が出やすいことも特徴です。

B型はA型より少し遅れて流行することがあり、春や夏に発症することもあります。ただし、症状や感染時期だけでA型とB型を判別することは難しいため、型の特定には医療機関での検査が必要です。

インフルエンザのA型とB型については、以下のコラムをあわせてご覧ください。

【医師監修】インフルエンザB型はA型とどう違う?これからの季節に取り入れたい対策

インフルエンザの潜伏期間(感染から症状が出るまでの期間)

インフルエンザの潜伏期間(感染から症状が出るまでの期間)は一般的に1~4日程度で、平均は2日間です。潜伏期間中は、無症状でも体内でウイルスが増殖しています。

潜伏期間後は、徐々に発熱や倦怠感などの症状が現れます。ただし、発症直後に検査をしても陽性反応が出ない場合があるため、インフルエンザが疑われるときは、症状が出て12~48時間以内を目安に受診しましょう。

インフルエンザの検査については、以下のコラムをあわせてご覧ください。

【医師監修】インフルエンザの検査精度は?受診するタイミングや費用も解説

インフルエンザの感染期間(人にうつす期間)

インフルエンザウイルスの感染期間(人にうつす期間)は、一般的に発症前日から発症後3~7日間です。

感染のピークは発症当日~3日目ごろで、発症前日や発症4日目以降も、感染力はやや弱まるものの、人にうつす可能性は十分あります。

感染期間中は、二次感染を引き起こす可能性が高いため、外出を控えましょう。

また、インフルエンザの流行期や感染者が身近にいるときは、人からうつされるリスクを抑えるためにも、こまめに手洗いやアルコールによる手指消毒などの予防を行ってください。

隔離は何日すべき?

インフルエンザでの隔離期間の目安は、以下のとおりです。

発症当日〜3日目隔離が必要
発症4日目〜5日目隔離の継続が望ましい
解熱して2日目〜状況に応じて緩和

隔離中は、可能な限り個室を使い、家族との接触を最低限に抑えます。タオルや食器、リモコンなどの共有もできるだけ避けましょう。使用済みのマスクやティッシュは、袋に入れて捨ててください。

また、トイレ・風呂などを共有した場合は、使用後の手洗い・アルコール消毒を徹底しましょう。1日数回、5〜10分程度窓を開けて換気するのもおすすめです。

インフルエンザの予防については、こちらのコラムをあわせてご覧ください。

インフルエンザの予防にはアルコール消毒を! 効果的な使い方とは?

インフルエンザが重症化するとどうなる?

インフルエンザが重症化すると、急性脳症や肺炎などを引き起こすことがあります。とくに、妊娠中の方や小児、高齢者、慢性疾患のある方などは、重症化や合併症の発症リスクが高いため、経過に注意が必要です。

インフルエンザが重症化しやすい人については、以下のコラムをあわせてご覧ください。

【医師監修】インフルエンザが重症化しやすい人とは?起こり得る症状も解説します

インフルエンザの感染・二次感染を予防するには

インフルエンザへの感染や二次感染を予防するには、咳エチケットやこまめな手洗いが効果的です。しかし、外出先などでは水や石けんを使った手洗いが困難な場合もあるでしょう。

そのような場合は、携帯用のアルコール手指消毒薬を活用しましょう。アルコール手指消毒薬を使えば、水道や石けんがない場所でも、簡単に手を殺菌・消毒できます。

適切に休み期間を取り、インフルエンザの感染拡大を防ごう

インフルエンザは、12~3月に流行しやすい感染症です。人にかかりやすいのはA型とB型で、A型は高熱や全身症状が出やすく、B型は発熱や咳・のどの症状などが長引きやすい傾向があります。

インフルエンザでの休み期間は、未就学児や学生の場合、発症後5日かつ解熱後2日(未就学児は解熱後3日)と法律で定められています。社会人の方は、職場の就業規則や人事部などの指示に従ってください。

症状が良くなってきていても、発症後3~7日間は周囲に感染させる可能性があるため、適切に休むことが大切です。また、こまめな手洗いやアルコール手指消毒薬を活用してインフルエンザの予防をしましょう。

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