ぬるぬる、どろどろ、ぷにぷにのスライム。あのなんともいえない感触は、子どもの頃に多くの人が魅了されたことでしょう。パン生地のように伸ばしてみたり、おにぎりのように握ってみたり、時にはキャッチボールをしてみたり……。どうやって遊ぶものなのか、正解はわからないけれど、スライム独特の感触は、“触っているだけで楽しい”という不思議な感覚を引き起こします。
そんなスライムは、薬局で購入できる「ホウ砂」を使えば自宅で簡単に作ることができます。
■とっても簡単なスライムの作り方
スライム作りに必要な材料は、
【ホウ砂(4g)】
【容器(2つ)】
【割り箸(2本)】
【水(100ml&50ml)】
【PVA洗濯のり(100ml)】
【絵の具や食紅(少々)】
です。
作り方は以下の通りです。
《洗濯のり液》の作り方
・容器に【水(100ml)】と【PVA洗濯のり(100ml)】を入れ、割り箸で混ぜる
※人肌程度の温湯を使うと溶かしやすくなります。
・よく混ざったら、【絵の具や食紅(少々)】を入れ、色をつける
(食紅を使用する場合、少しの水で溶いてから入れましょう)
《ホウ砂液》の作り方
・別の容器に【水(50ml)】と【ホウ砂(4g)】を入れ、割り箸で混ぜる
《洗濯のり液》に少しずつ《ホウ砂液》を混ぜ、速やかにかき混ぜ、丁度いい固さになったら完成。
(ホウ砂液を入れたところから固まっていくため、注意しながら少しずつ入れてください。)
ホウ砂を使ったスライムの作り方は以上です。必要な材料や手順も少なくわずかな時間で作ることができます。
■スライム作り・スライム遊びの注意点
スライムを作る・遊ぶ上で、いくつか注意すべき点があります。
お子さんと一緒に作る場合は、保護者の方がしっかりと管理・指導することが大切です。
- ・ホウ砂や洗濯のりなどの材料は、お子さんの手が届かない場所に保管する
- ・洋服やカーペットに付くとこびり付いてなかなか落ちないため、注意する
- ・皮膚がふやける場合があるため、作るときは必ず割り箸などを使って混ぜ、遊んだ後はしっかりと手を洗う
- ・スライムは長時間にわたって空気に触れると固まってしまうので、タッパーなどに入れて保管しておく。
■スライムを使ったさまざまな遊び方
不思議な感触のスライムには、「特にこれといった遊び方がない」と思っている方も多いはず。しかし、意外にもさまざまな遊び方があるのです。
・スライム風船
作ったスライムの中心にストローを挿して、息を吹き込みます。すると、中に空気が入って風船のように膨らみます。柔らかめのスライムを使うと、比較的簡単にできます。
子どもの頃に憧れたスライムは、ホウ砂などの材料を使えば、簡単に作ることができます。遊び方はたくさんあるので、夏休みの自由研究にもおすすめです。是非一度お子さんと一緒に作ってみてください。