2018.05.30

リンスの代わりになる!?クエン酸の意外な使い方

ライフスタイル
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水回りの掃除や疲労回復など、生活のあらゆる場面で活用できるクエン酸。そんなクエン酸は、ヘアケアにも使えるといわれています。
その活用法とは、リンスの代わりにクエン酸を使うというもの。リンスが切れているときや、髪のきしみが気になるときにクエン酸を用いることで、指通りなめらかな髪を手に入れられるのです。
今回は、クエン酸をリンスの代わりに用いる方法についてご紹介します。

■髪の指通りをよくするために

シャンプーで髪を洗った後、きしみやゴワつきを防ぎ、指通りをよくするために多くの方はリンスを使います。そんなリンスは、クエン酸でも代用することができます。
クエン酸は、レモンやオレンジなどの柑橘系や梅干しに含まれる酸っぱい成分です。疲労回復や美肌などの健康維持に効果的なだけでなく、水回りの水垢汚れを落としたり、アンモニア臭を消したりする働きもあります。
クエン酸には化学成分が含まれておらず体にも優しいため、肌荒れの心配がほとんどありません。また、コストも安いことから、リンス代わりのヘアケアとして人気があります。

■髪によい!?髪に対するクエン酸の効果

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クエン酸には、髪にうれしい効果があります。その効果とは、以下の通りです。

・キューティクルを引き締める効果
ほとんどのシャンプーには、アルカリ性の成分が多く含まれています。アルカリ性は洗浄力こそ強いですが、髪のツヤを保つキューティクルを壊しやすい成分です。実際に、シャンプー直後の髪のゴワつきやきしみ、指通りの悪さを感じる方は少なくありません。
そんなとき、リンスの代わりに酸性の性質を持つクエン酸を用いれば、アルカリ性が中和されて髪本来の弱酸性を取り戻すことができるのです。クエン酸の効果でキューティクルが引き締まり、髪もさらさらになります。また、クエン酸の栄養分や水分もしっかり閉じ込められるため、美しく健康な髪を保つことができます。

・傷んだ髪を修復する効果
髪は、砂ぼこりや排気ガスなどの汚れや紫外線、乾燥などからダメージを受けます。クエン酸には、ダメージを受けた髪を細胞レベルで修復する効果があります。
また、クエン酸は肌の潤いを守る効果もあるので、頭皮の乾燥が気になる方にもおすすめです。

クエン酸は健康食品としても知られているように、体に害のない安全な成分です。市販のシャンプーやリンスに比べて髪や頭皮への刺激が少ないため、敏感肌の方にも優しいといえます。
とはいえ、体質によっては頭皮に合わないことも考えられるため、刺激を感じるときは使用を避けた方がよいでしょう。

■クエン酸を使ったヘアケア

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クエン酸を使ったヘアケア方法は、以下の通りです。

【用意するもの】

・クエン酸……小さじ1/2杯
・お湯……洗面器1杯程度

【洗い方】

1.お湯にクエン酸を溶かします。
2.それをシャンプー後の髪全体によくなじませます。
※シャンプーブラシを用いると、手際よくなじませやすいためおすすめです。
3.しっかり洗い流せば、完了です。
※クエン酸がアルカリ性を中和する作用はすぐに生じるので、髪になじませてから時間をおく必要はありません。

髪によい効果が期待できるクエン酸。お湯と混ぜ合わせて髪になじませるだけで、簡単にヘアケアができます。また、クエン酸は健康食品としても用いられているため、安心して使えるのも魅力です。
髪のダメージや指通りの悪さが気になる方はもちろん、普段のヘアケアとしてもぜひお試しください。

 

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