風邪をひきやすい冬も安心|風邪やインフルエンザシーズンにもハッカ油

2022.03.18 | ライフスタイル

風邪をひきやすくなる冬、昨日までは元気だったのに、朝起きたら喉がガラガラなんていうことはありませんか?
実はこれ、夜寝ている間にウイルスが体内で増殖してしまった証拠かもしれません。寒さと乾燥の厳しい冬にひく風邪は、夜寝ている間に悪化しやすいといわれています。そんな事態を招かないために、役に立つのがハッカ油です。今回は、風邪やインフルエンザが気になる季節のハッカ油の使い方をご紹介します。

ハッカ油が、ウイルスなどの異物を排出する「線毛」の働きをアシスト!

人が吸い込む空気の中には、ほこりなどの異物をはじめとしてウイルスや細菌なども含まれています。それでもいきなり病気にならないのは、鼻の奥から肺に至る内壁を覆う「線毛」という小さな毛が、いっせいに波打って咳や痰として異物を外に押し出したり、胃に送って胃酸で無毒化してしまったりするから。しかしこの線毛には、寒さと乾燥に弱いという弱点があります。そのため冬になると線毛の働きが鈍って、ウイルスなどを排出できずに感染を招きやすくなります。暖房で乾燥しがちな冬、特に水分補給ができない就寝中は、線毛が働きにくくなる条件がそろっています。

そこで使いたいのが、ハッカ油です。実はハッカ油の中に含まれるメントール成分は、線毛の働きを活発にする作用があります。メントール成分を吸い込むと清涼感があり、のどや鼻がすっきりしてくるのを感じますが、この刺激で元気を失っていた線毛の動きが復活。ウイルスなどを体の外に排出しやすくなります。

寝る前に、ハッカ油タオルをセッティングしよう

では具体的に、どんな方法で風邪やインフルエンザを防げばよいのでしょうか。
手軽にできるのが「ハッカ油を含ませた濡れタオルを寝室にかけておく」というワザです。寝ている間に、ハッカ油のメントール成分が揮発されることで、ダメージを受けていた線毛の働きを活発にし、体内へのウイルスの侵入を防御する仕組み。部屋の乾燥対策にもなる上に、ハッカ油のさわやかな香りが安眠を誘います。

ハッカ油タオルの作り方&使い方

  1. 洗面器にぬるま湯をはる。
  2. ハッカ油をお好みで数滴垂らす。
  3. 2の中にタオルをひたして軽く絞る。
  4. 適度に湿ったハッカ油タオルを、寝室にかけてセット完了。

寝ているときこそ、ハッカ油マスクが真価を発揮

マスクをして寝ると、口の中が乾燥しにくくなりますが、さらに効果のある防御策としてオススメなのが「ハッカ油マスク」です。ハッカ油スプレーをかけたマスクをして寝るだけの簡単な方法ですが、マスクの保湿効果に加えてハッカ油に含まれるメントール成分が線毛の働きを刺激するので効果倍増。特に家族に風邪をひいている人がいる時は、ハッカ油マスクをかけて寝るだけで心強い予防法になります。

ハッカ油のマスクの作り方&使い方

  1. 霧吹きに水を入れ、ハッカ油を1滴だけ垂らしてよく混ぜる。
  2. ハッカ油の霧吹きをマスクに2~3回スプレーする。
  3. ハッカ油マスクをかけて就寝。

風邪やインフルエンザの季節、なるべく体内にウイルスなどを取り込まないように手洗い&うがいを心がけた上で、さらにハッカ油を使って線毛を活性化すると二重の守りができます。元気な冬を過ごすためにも、ぜひ一度お試しあれ。

※ハッカ油は刺激が強いので、ハッカ油タオル、ハッカ油マスクを作る際に、入れ過ぎは厳禁です。また、原液が肌や目などにつかないように気をつけましょう。

  • ※原液をそのまま皮ふに使用しないで下さい。
  • ※素材によっては変質(変色)するおそれがありますので注意して下さい。
  • ※使用するハッカ油の量は目安です。使用条件に応じて適宜調節して下さい。

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