2016.05.24

もう飲んだ?おうちで簡単ドラキュラジュースの作り方

子ども・自由研究
子ども・自由研究

炭酸飲料や果実飲料、乳飲料など、ジュースにはさまざまな種類があります。その中でも、子どもは特に甘いジュースを好むもの。とはいえ、甘いジュースには多くの甘味料や香料が含まれています。これらは肥満やメタボの原因にもなるため、健康面が気になります。親の気持ちとしては、「どうせジュースを飲ませるなら、子どもには体に良いジュースを飲ませたい……」と思ってしまうもの。

そこでおすすめなのが、「ドラキュラジュース」です。ドラキュラジュースは、赤紫蘇とクエン酸を使って作るジュースです。爽やかな香りと鮮やかな色合いが特徴的で、まるでドラキュラが飲んでいそうな紫蘇ジュース。健康にも良いとされているので子どもだけでなく大人にも飲んでほしいジュースです。子どもには「紫蘇ジュース飲む?」というよりも「ドラキュラジュース飲む?」という方が楽しんで飲んでもらうことができるでしょう。

今回は、そんなドラキュラジュースに含まれるクエン酸の効果や魅力についてご紹介します。

■クエン酸って、なに?

クエン酸は、梅干しや柑橘類などに含まれる酸味成分です。梅干しやレモン、グレープフルーツを食べたときに「すっぱい」と感じるのは、クエン酸の作用によるものです。
クエン酸は柑橘類などの食材に含まれるすっぱい成分であると同時に、酸性であるためアルカリ性の物質を中和する働きもあり、消臭効果や掃除効果が期待できる成分でもあります。

■クエン酸の健康効果

消臭効果や掃除効果などがあるため生活のさまざまなシーンで大活躍するクエン酸は、健康効果も期待できます。主な健康効果は、以下の通りです。

・疲労回復

レモンや梅干しといえば、すっぱい食べ物の代表格です。そして、そのすっぱい成分の正体こそがクエン酸です。クエン酸には、エネルギーの生成サイクルを活性化させる働きがあります。疲労を早期に回復させるため、疲労回復に高い効果があるのです。
「疲れたときにはレモンや梅干しを食べるといい」とよく耳にするのは、こうした効果に裏付けられているためであるといえます。

・健康維持

私たちの体には、カルシウムや鉄分、マグネシウムなどのミネラル成分は欠かせません。なお、健康維持に欠かせないミネラル成分ではあるものの、ミネラルだけでは体に吸収されにくいという性質があります。
ミネラルを効果的に体に吸収するには、クエン酸と一緒に摂取するのが効果的です。クエン酸には、ミネラルの吸収率を高める効果があります。クエン酸とミネラルを一緒に摂取することでそれらが複合体となり、ミネラルが酸化してしまう前に体への吸収を促してくれる作用があるのです。そのため、ミネラル類のサプリメントとクエン酸を一緒に摂取すると吸収率が高まり、良いとされています。

■ドラキュラジュースの作り方

さまざまな魅力的な効果を持つクエン酸。そんなクエン酸を使ったドラキュラジュースの作り方は、以下の通りです。

【用意するもの】

    ・水……2L
    ・クエン酸……25g
    ・赤紫蘇の葉……400g
    ・砂糖……1000g ※あくまでも目安(甘さはお好みで調節しましょう。)

【作り方】

    1.鍋に入れた水を沸騰させ、沸騰したところで赤紫蘇の葉を入れます。
    2.赤紫蘇の葉を入れ再び沸騰させ、沸騰したら、冷まします。
    3.冷めたところで、赤紫蘇の葉をよく絞って取り出します。
    4.葉を取り出した煮汁に砂糖を加え、火にかけながら砂糖を溶かします。
    5.砂糖が溶けたところで火を消し、再び冷まします。
    6.あら熱が取れたところでクエン酸を入れ、よく混ぜます。(混ぜ合わせることで紫蘇の色素が鮮やかになり、きれいな赤色になります。)
    7.布などで煮汁をこし、冷蔵庫でよく冷やすと完成です。

健康促進効果の高いドラキュラジュースは、大人にもぴったりの飲み物です。日常的に飲むことで、疲れにくい健康的な体をつくることができるでしょう。

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