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コラム
COLUMN

2023.02.27

乾燥肌・スキンケア

【医師監修】乾燥肌からツヤ肌を目指すには?おすすめアイテムやケア方法を紹介

きれいな肌というのはどのようなイメージをお持ちでしょうか?みずみずしい肌や、きめの整った肌、ツヤのある肌など、それぞれ理想の肌のイメージがあると思います。

乾燥肌になると、それらの特徴がなくなってしまうことがほとんどです。今回は、乾燥肌からうるおいのあるツヤ肌を目指すためのおすすめアイテムやケア方法をご紹介します。

乾燥肌になる原因をおさらい

まずは乾燥肌の原因について解説します。ご自身の肌に当てはまるかどうか、何が原因なのか、おさらいしてみましょう。

保湿ケアが不十分

保湿ケアが不十分だと肌内部の水分が不足して乾燥肌になってしまいます。

洗顔後や入浴後のスキンケアを怠っている方は、保湿ケアを見直すことが大切です。きちんと保湿ケアを行わないと肌のバリア機能が低下し、乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

空気が乾燥している

乾燥した空気の中で過ごしていると、肌内部の水分が蒸発しやすくなります。

乾燥が気になる秋~冬の季節や、暖房による空気の乾燥によって乾燥肌を引き起こす場合もあります。さらにそのような季節は、寒さによる血行不良も乾燥肌の要因となるといわれています。

栄養バランスが偏っている

食事は肌を作る大切な栄養素です。食生活が乱れている方は、栄養バランスが偏って乾燥肌の原因となっている可能性があるため、食生活の改善をしましょう。

また、ダイエットなどで食事を抜くことが多い方は、肌も栄養不足になっている場合があります。

水分が不足している

体内が水分不足になると、肌の水分も不足しがちです。

1日2リットルは水分を摂取することが望ましいといわれています。ただし一気に大量の水を飲むのではなく、こまめに少量ずつ摂るようにしてください。

普段からあまり水分を摂らない方で乾燥肌が気になる場合は、水分不足を疑ってみましょう。

加齢に伴う乾燥が起きている

年齢を重ねると皮脂の分泌が少なくなる傾向がありますが、皮脂は肌の保湿に欠かせないものです。皮脂が少なくなるとバリア機能が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌を引き起こします。

また、皮脂以外にも加齢によってホルモンバランスが乱れ、乾燥肌につながることもあります。

紫外線の刺激を受けている

紫外線による肌への刺激は肌のバリア機能を低下させることがあります。

日焼けというのは、軽度のやけどの状態のため、乾燥をはじめとした肌トラブルの要因とり、シミやシワも紫外線による肌のダメージが要因となっている場合があります。

紫外線は日差しの強い季節に限らず、一年中降り注いているので、通年紫外線ケアを行うことが大切です。

外出時に限らず、家の中でも窓から紫外線が入ってくることもあるので、普段から日焼け止めを塗ったり紫外線ケアを意識して行ったりしましょう。

ツヤ肌を目指すために必要なおすすめアイテムと選び方

ツヤ肌を手に入れるためには最低でも取り入れてほしいスキンケアアイテムがあります。

それぞれの選び方や役割をご紹介しますので、参考にしてみてください。

化粧水

化粧水は主に肌に水分を与える役割があります。肌内部に水分を与え、うるおいやツヤ、ハリのある肌を目指しましょう。

選び方のポイントとしては、保湿成分が含まれているかどうかです。セラミド、ヘパリン類似物質、ヒアルロン酸、グリセリンなどは肌の保湿効果に期待ができる成分です。

乳液またはクリーム

化粧水だけ使っても、肌にせっかく与えた水分が蒸発してしまいます。水分の蒸発を防ぐために、肌表面にフタをする役割ができる油分の含まれた乳液やクリームを併せて使いましょう。

乳液かクリームどちらかでも良いですが、両方使えばさらにしっとり保湿ができます。

スキンケアの順番は「化粧水→乳液→クリーム」です。

また、乳液やクリームも保湿成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。

乳液やクリームは特に肌につけた後のなじみ方が製品によって異なります。肌なじみをチェックしながらご自身に合った商品を見つけましょう。

日焼け止め

紫外線から肌を守るためには、メイク前やお出かけ前にはしっかりと日焼け止めを塗ることが重要です。しかし、乾燥肌の方は肌の刺激となりやすい紫外線吸収剤が含まれている日焼け止めは避けましょう。

日焼け止めによっては、セラミドやコラーゲン、ビタミンC誘導体が含まれたものもあるので、入っている成分もチェックして選んでみましょう。

乾燥肌でもツヤ肌を目指すスキンケア方法

うるおいのあるツヤ肌を手に入れるためにできるスキンケア方法をここからはご紹介します。

クレンジング・洗顔

メイクや皮脂をきれいに落とすためにもしっかりと肌を洗うことが大切です。

メイクをしている方はクレンジングを行ってから洗顔をするようにしましょう。クレンジングや洗顔の種類によっては洗浄力の高いものがありますが、乾燥肌の方は肌のうるおい成分まで流れてしまい、乾燥がひどくなる可能性があるので洗浄力が高すぎないものを選びましょう。

クレンジングはオイルやミルクなど様々なタイプがありますが、どれを使うにあたっても肌をこすらないようにやさしくなじませてメイクを落とします。

洗顔料はしっかりと泡立てて、同じく肌をこすらないようにやさしく泡で汚れをオフしましょう。クレンジングや洗顔のすすぎ残しも健やかな肌への妨げになるので、しっかり洗い流しましょう。

化粧水

洗顔が終わったらすばやく化粧水を塗布しましょう。化粧水はそのあとに使用するスキンケアアイテムのなじみをよくする役割もあるのでぜひ取り入れてみてください。

化粧水をつける際はこすりつけるのではなく、肌に押し込むようにして化粧水をなじませます。手のひらで軽く温めてからつけるとさらになじみがよくなります。

乳液・クリーム

化粧水の後は乳液やクリームで保湿しましょう。どちらか一方で十分な場合は片方でも問題ありません。

美容液を追加する場合は「化粧水→美容液→乳液→クリーム」の順番が一般的です。

乳液やクリームの油分は肌を外部の刺激から保護する役割があるスキンケアアイテムです。化粧水と同じく、優しく肌になじませるようにつけるのがポイントです。

スキンケア以外で乾燥肌の予防やツヤ肌を目指す方法

ツヤ肌を目指したい方は、スキンケアだけではなく体の内側からのケアもしっかりと行いましょう。

ツヤ肌を目指すための生活習慣について詳しく解説していきます。

湿度の調節

乾燥肌の要因となる空気の乾燥を防ぐためにも室内の湿度コントロールを行いましょう。

加湿器や濡らしたタオルを干すことで室内を適切な湿度に保ちましょう。湿度は60%程度が目安といわれています。湿度計を1つ置いておくと便利です。

栄養バランスの良い食事

肌の健康を保つためにも、普段から栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

丼ものや麺類などの一品料理を食べることが多い方は、一汁三菜を意識して、それぞれの食材の栄養素をバランス良く摂れるように心がけましょう。

とくにビタミン類やタンパク質、必須脂肪酸を適度に摂取するように心がけてください。

水分補給

普段からこまめに水分補給を行うことは乾燥肌対策にも健康にも良いとされています。1日2リットルを目安に水分摂取しましょう。

あまり意識をしないと十分な水分が摂れていないことが多いので、1日の初めに飲む分を用意すると良いかもしれません。

水や白湯、ハーブティーや生姜湯、ビタミンが含まれる飲み物で水分補給するのも良い方法です。糖分の含まれる飲み物を過剰摂取するのは避けましょう。

規則正しい生活を意識する

不規則な生活は肌トラブルの要因となります。寝不足になったりするとホルモンバランスの乱れにもつながるので、普段から規則正しい生活を心がけましょう。

例えば、毎日決まった時間に起床したり、運動習慣を身につけたりしながら、健康的な生活を意識しましょう。

ツヤ肌を目指して普段から乾燥肌を予防しよう

ツヤ肌を目指すためには、普段から肌の乾燥を防ぐことが大切です。スキンケアで肌にうるおいを与え、紫外線や空気の乾燥から肌を守ることを意識しましょう。

スキンケアは適切なケアをすることで良い結果につながりやすくなります。生活習慣も共に見直しながらツヤ肌を目指していきましょう。

泉医師からのコメント

ツヤ肌はメイクでも作れますが、やはりもともとの肌が、肌荒れのない美しい状態の方が魅力的ですし、メイクも映えます。ツヤのある素肌を目指すために気をつけたい乾燥予防には毎日の基本ケアや生活習慣がとても大切です。
肌のバリア機能を整え、寝不足や栄養の偏りにも気を配り、ツヤ肌を目指しましょう。

監修者画像

監修者

医師・泉 さくら

日本皮膚科学会皮膚科専門医。
琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。

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