黄ニキビを治す方法はある？できる原因と自宅でできるケア方法を紹介

ニキビの中でもひときわ目立つ「黄ニキビ」。化膿した状態のニキビなので医療機関にかかるのが基本ですが、普段のスキンケアや生活で気を付けたいことを今回のコラムでは紹介します。

スキンケアや普段の生活で注意したい点はとてもシンプルですが、黄ニキビを悪化させないようにするには大事なポイントのため、ぜひ参考にしてみてください。

黄ニキビとは

黄ニキビとは、化膿したニキビの最終形態とも呼べる状態ものです。表面に見える膿が黄色く見えるため「黄ニキビ」と呼ばれています。

炎症は真皮まで届き、周囲の皮膚組織も破壊されてしまうので痛みを伴う場合が多く、真皮細胞は破壊されると修復に時間がかかるため、治るのに時間がかかります。

ニキビ痕になることもあるため、黄ニキビがある場合は医療機関を受診して適切な治療を受けたほうが良いでしょう。

黄ニキビにつながる原因

ニキビは過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることが原因でできます。

皮脂が毛穴に詰まる原因は、ストレスやホルモンバランスなどによるターンオーバーの乱れです。ニキビができて炎症が進んでいくと、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ、そして黄ニキビとなります。

黄ニキビになる前に、きちんとケアすることが大切です。

黄ニキビができたときにやってはいけないこと

黄ニキビができた時についやりたくなるのが、潰して膿を出すことです。

ニキビを潰すと毛穴や皮膚を傷つけてしまう可能性があるため、潰してはいけません。また、ニキビを気にして触ってしまうことで悪化することもあるため、触らないようにする ことも大切です。

黄ニキビの治し方

黄ニキビは自身で治すことが難しいケースが多いです。黄ニキビは痕になりやすい傾向にあるので、悪化する前に医療機関を受診すると良いでしょう。

ここでは黄ニキビができてしまったときに、炎症を悪化させないための対処法を紹介します。

洗顔

ニキビができたときは、肌を清潔に保つことが大切です。洗顔するときは、洗顔ネットなどを使用してしっかりときめ細かい泡を立てましょう。

指で直接ニキビを触らないように意識しながら、優しく丁寧に洗います。すすぐときもニキビを刺激しないようにして、すすぎ残しがないように意識しましょう。

保湿

洗顔後は、ニキビができていても化粧水と乳液できちんと保湿をしましょう。

保湿する際、黄ニキビは刺激しないようにやさしくすることを心がけましょう。できれば低刺激のスキンケアアイテムを使うと良いでしょう。

スキンケア以外でニキビを予防する方法

ニキビができにくい肌を目指すには、外側からのスキンケアだけでなく、体の内側からのケアも大切です。

ここからはニキビができにくくなるための、体の内側からのケア方法を紹介します。

食生活を見直す

糖質や脂質の多い食事をしていると、皮脂の分泌量が増えてニキビができやすくなります。

健やかな肌を保つために大切なビタミン類を摂ることを意識すると良いでしょう。便秘や腸内環境もニキビに影響を与えるので、便秘の場合は食物繊維を摂るのがおすすめです。

規則正しい生活を送る

不規則な生活や睡眠不足は、ターンオーバーの乱れにつながり、ニキビができやすくなります。

肌を修復するのに大切な成長ホルモンは、入眠後3～4時間で分泌されるとため、睡眠時間を確保できるよう努めましょう。

また、寝具を工夫したり、寝る前にストレッチしたりするなど、質の良い睡眠をとれるよう工夫してみましょう。

ストレスをためない

20歳以降にできる大人ニキビには、ストレスが大きく関わっていることが多いです。ストレスがたまると、ホルモンバランスや肌のターンオーバーの乱れにつながってしまう場合があります。

好きなことをする時間を設ける、ゆっくりお風呂につかるなどしてリラックスできるようにしましょう。

黄ニキビができたら早めに医療機関へ相談を

今回のコラムでは黄ニキビがある場合のケア方法をお伝えしましたが、黄ニキビはニキビの最終形態とも呼べる状態なので、なるべく早く医療機関へ相談するようにしましょう。

黄ニキビができた場合は刺激しないようにして、肌を清潔に保ち、保湿をして悪化を防ぎましょう。

また黄ニキビができないように、普段から適切なスキンケアと体の内側からのケアも意識してみてください。