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2023.04.21

乾燥肌・スキンケア

かゆみを伴う肌荒れには、皮膚炎などによるかゆみ、乾燥、ニキビなど、さまざまな種類があります。しかし、かゆみを伴う肌荒れには、肌の「バリア機能の低下」が関係していると言われています。

バリア機能とは、私たちの肌に生まれつき備わっているもので、紫外線や乾燥などの外部刺激から肌を守ったり、肌内部の水分を蒸散させにくくしたりしています。

今回は、肌荒れの種類とかゆみが生じる理由を解説していきます。かゆみを伴う肌荒れの改善を目指すスキンケアと生活習慣のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

肌荒れの種類

かゆみを伴う肌荒れと一口にいっても、その種類は実にさまざまです。「肌に赤みがあってかゆい」「乾燥してかゆい」「ニキビがかゆい」など、かゆい原因は人それぞれ異なります。

以下では、一般的によく見られるかゆみを伴う肌荒れ種類と原因を紹介していきます。

乾燥による肌荒れ

バリア機能が低下すると、肌の水分と油分のバランスが崩れて乾燥しやすい状態になります。肌が乾燥すると、カサカサとした手触りになり、かゆみを伴うなどの症状が現れる場合もあります。

肌はもともと乾燥しやすいですが、とくに寒い季節は乾燥した大気の影響を受けてしまうため、冬場に肌の乾燥が気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。

大気の乾燥のほかにも、紫外線や生活習慣、加齢などによっても、肌は乾燥しやすくなります。

乾燥によって、さらにバリア機能が低下すると、普段より刺激に敏感になり、かゆみを伴う肌荒れにつながることがあります。

ニキビ

ニキビは皮脂の過剰分泌や肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れて、毛穴がつまり炎症している状態です。

毛穴のなかでアクネ菌が増えると、炎症を起こし、痛みを感じるようになる肌荒れの一種で、生活習慣の乱れやストレス、ホルモンバランスの乱れが原因と言われています。

ヒリヒリする、赤みがある

肌のバリア機能が低下しているときに現れやすいのが、肌がヒリヒリする、赤みがあるなどの症状です。

ヒリつきや赤みが出ているときは、肌が敏感になっている場合もあるので、いつも使っている化粧水でもヒリヒリと刺激を感じることもあります。

かゆみ、皮膚炎

かゆみを伴う肌荒れは、接触性皮膚炎や花粉症皮膚炎などが原因の場合もあります。接触性皮膚炎は、一般的に言うかぶれです。花粉症皮膚炎は、名前のとおり花粉が肌に付着することで引き起こされる皮膚炎です。

どちらも炎症の原因となる物質が肌に触れることが原因と考えられています。

肌荒れとかゆみの関連は?

肌荒れをしている肌は多くの場合、バリア機能が低下しています。肌を外部刺激から守るバリア機能が低下すると、乾燥や花粉、髪や衣服のこすれといった刺激に敏感になってしまいます。

バリア機能が低下した肌は、少しの刺激でかゆみ物質である「ヒスタミン」が分泌され、かゆみを感じることが多くなります。

かゆみを感じて爪などでかいてしまうと、肌がダメージを受け、さらにヒスタミンが分泌され、悪循環を起こしてしまいます。

肌荒れとかゆみは密接に関係しており、かゆみを良くしていくには、バリア機能を回復させる必要があります。

かゆみを伴う肌荒れの改善を目指すスキンケア

先述したように、かゆみを伴う肌荒れの改善を目指すなら、肌のバリア機能を回復させることが重要です。

肌のバリア機能を正常に働かせるために、大切なことの1つが適切なスキンケアです。以下で肌のバリア機能を整えていくためのスキンケアのポイントを紹介するので、参考にして健康的な肌を目指しましょう。

ただし、かゆみがひどい場合は、ルフケアで悪化する可能性もあるので、早めに医療機関を受診してください。

肌に合ったスキンケアアイテムを使う

バリア機能が低下した肌は、敏感になっており、いつも使っているスキンケアアイテムでも刺激に感じることがあります。

肌に合っていないスキンケアアイテムを使い続けると、肌荒れやかゆみが悪化する可能性があるため、見直したほうが良いでしょう。

バリア機能が低下しているときは、敏感肌向けや低刺激のアイテム、ヒアルロン酸やセラミドなど高保湿とされる成分が含まれたアイテムでケアするのがおすすめです。

とくに乾燥が気になる部分には、ヘパリン類似物質を含んだ保湿剤を使うのも良いでしょう。

スキンケアをするときは、ヒリヒリしないか、赤みやかゆみが出ないかなど、肌の様子を見ながら、ケアをしてください。

洗浄力が強すぎない洗顔料を選ぶ

バリア機能が低下している肌は、うるおいを保ちにくくなっているため、洗浄力が強い洗顔料を使ってはいけません。

洗浄力が強い洗顔料は肌のうるおいを保つために必要な皮脂を洗い流し過ぎるため、適度な洗浄力のものを選びましょう。洗顔後すぐに、肌のつっぱり感や乾燥を感じる場合は、肌質に対して洗浄力が強い可能性があります。

また、洗顔をするときはしっかり泡立ててから、摩擦しないことを意識しながら洗いましょう。

紫外線対策をする

紫外線も肌のバリア機能を低下させる要因の1つです。天候や季節に関係なく紫外線対策は毎日行いましょう。

ただし、かゆみを伴う肌荒れをしているときは肌が敏感になっています。肌への負担が少ない日焼け止めをつけて、夜になったら早めに落とすようにしましょう。

また、紫外線対策には帽子や日傘などを使うのもおすすめです。

かゆみを伴う肌荒れの改善を目指す生活習慣

かゆみを伴う肌荒れに悩んでいる場合は、スキンケアだけでなくインナーケアも大切です。肌の材料は食べた栄養素で作られています。

以下では、健康的な肌を目指すための生活習慣のポイントを解説します。

水分をしっかり摂る

体の水分が不足すると肌も乾燥し、かゆみを伴う肌荒れもなかなか治りません。水分をしっかり摂って、うるおいのある肌を目指しましょう。

のどが渇いたと感じたときは、すでに水分不足だと言われています。のどが渇いたと感じる前に、こまめに水分補給をする習慣をつけましょう。

冷たい水は体を冷やして新陳代謝を低下させる可能性があるので、常温の水または白湯がおすすめです。

また、カフェインなどを含んだ利尿作用のあるお茶やコーヒーを飲むと、尿として水分が排出されてしまうので、水分補給をする飲み物としてはおすすめできません。

バランスの良い食事を心がける

肌は食事で摂った栄養素から作られるので、バランスの良い食事を心がけるのは大切です。お肉や魚、卵、緑黄色野菜、海藻類、ナッツ類など、いろいろなものを食べるようにしてください。

健康的な肌を目指すなら、とくにビタミンB群を積極的に摂ると良いでしょう。ビタミンB群は、青魚、豚肉、納豆、ノリ、豆類、まぐろ、バナナなどに豊富に含まれています。

睡眠時間を十分確保する

睡眠中は体だけでなく肌も修復されていきます。かゆみを伴う肌荒れの改善を目指すなら、睡眠時間は十分に確保してください。

入眠後3時間ほど経つと、肌を修復する「成長ホルモン」が分泌されると言われています。夜ふかしやオーバーワークは避けて、睡眠時間をしっかり確保して、健康的な肌を目指しましょう。

バリア機能を向上させてかゆみの伴う肌荒れを治そう!

かゆみを伴う肌荒れの主な原因はバリア機能の低下です。かゆみを伴う肌荒れの改善を目指すなら、バリア機能の向上を意識したスキンケアと生活習慣を身につけていきましょう。 また、かゆみを伴う肌荒れは肌が敏感になっている場合が多いです。ご自身の肌に合ったスキンケアアイテムで適切にケアしながら、バリア機能を向上させていきましょう。

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