2022.07.13 感染症・消毒

アデノウイルスの症状は?大人に感染する可能性や予防方法も紹介

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感染力が強く、流行期に子どもへの感染で話題となることの多いアデノウイルス。

プール熱や角結膜炎などのアデノウイルスが原因となる感染症の名前であれば聞いたことがある方もいるかもしれません。今回はアデノウイルス感染症の主な症状や予防方法を紹介します。

アデノウイルスとは?

アデノウイルスは一般的には風邪の原因となるウイルスとして知られています。

一言にアデノウイルスと言っても実際には多くの種類が存在し、型によって特徴的な症状を示します。

年間を通して感染者が出ており、6月ごろから増え始め、7~8月に流行することが多いです。子どもでの感染事例が多いのもアデノウイルス感染症の特徴です。

アデノウイルス感染症の主な症状

主に喉の痛み、目の症状(目の充血や目やになど)、高熱などの症状が見られます。

●呼吸器の症状:風邪の原因ウイルスでもありますので、鼻水・鼻づまりなどの風邪の症状が特徴的に表れることもあります。乳幼児では、重症事例として重度の肺炎や脳症も報告されており、症状が長引くこともあります。

●喉と目の症状(咽頭結膜熱):夏場に学校のプールを介して感染が広がることもあり、プール熱とも呼ばれています。

目やにや充血などの症状により、しばらくプールの授業に参加できなかった記憶のある方もいるかもしれません。多くの場合、目の症状だけでなく高熱やのどの痛みなども見られます。

●目の症状(流行性角結膜炎):はやり目とも呼ばれており、咽頭結膜炎のような高熱症状やのどの症状は少なく、目の症状が主に表れている場合に診断されます。

●胃腸の症状:胃腸炎を起こすことも知られており、乳幼児では下痢などの症状が長期に渡り見られます。

幼稚園や保育園で、便や吐しゃ物などを介して感染が広がるケースもあり、ウイルスに接触した手で目をこすってしまったりすることで感染が拡大することがあります。

感染者が確認された場合は、しっかりと感染予防対策をすることが必要です。

アデノウイルスは大人にも感染する可能性がある

子どもの感染事例が多いアデノウイルスですが、大人にも感染する可能性はあります。

しかし、大人の場合は顕著な症状が現れないこともあり、通常の風邪として認識されることも少なくありません。

大人でも症状が重くなる可能性があるので、家族で感染者が出た場合は感染予防を徹底することが大切です。

アデノウイルスの感染経路

感染経路は、咳やくしゃみの飛沫による「飛沫感染」と、感染者が触ったものなどから感染する「接触感染」です。

とくに目の症状が現れると目を触りやすくなり、手や触れたものを介して接触感染が起こることがあります。非常に感染力の高いウイルスのため、流行期には手洗いや手指の消毒などを徹底しましょう。

アデノウイルス感染症の経過と治療方法

現在、アデノウイルスに対する特効薬はありません。基本的には症状を和らげるような対症療法が中心です。

例えば、高熱が続くようであれば解熱剤を、のどの痛み等については抗炎症成分が配合されたうがい薬やトローチ剤、目の症状があれば、抗生物質やかゆみ・炎症を抑える成分の配合された目薬(点眼剤)が処方されます。

このような薬で症状を抑えながら、自然治癒にて回復を待ちます。

アデノウイルス感染症の予防方法

アデノウイルスは、ノンエンベロープウイルスと呼ばれる種類で消毒剤への抵抗性は高いウイルスですが、アルコールなどの消毒剤が全く効かないわけではありません。

手指消毒剤のみでは効果が期待できないため、丁寧に石鹸で手洗いをしたうえで消毒を行うと良いです。物品や環境については消毒用エタノールの2度拭きなどで対応しましょう。熱処理、塩素系が使用できる場合はそれらの方法も有効です。

アデノウイルスの感染対策については、基本的にほかの感染症と大きく違いはありませんが、以下の点を注意し予防に努めましょう。

タオルや食器は共用しない

アデノウイルスは感染力が強いため、家庭内でもタオルや食器は共用しないようにしましょう。症状が治まってもウイルスは2週間~1ヶ月ほど排出される場合があります。

こまめに手洗いをする

子どもはもちろんですが、大人も感染の可能性がある感染症です。

手を介した接触感染のリスクも高く、家庭内の感染を防ぐためにも十分な手洗いと、それに伴う手指消毒はこまめに行いましょう。

アデノウイルスは症状が治まってからも注意が必要!予防しながら感染を防ごう

アデノウイルスは、インフルエンザやノロウイルスのように爆発的な流行は稀ですが、感染者が発生すると急速な感染拡大が一定の割合でみられるウイルスです。

重症化事例も報告されている感染症になるため、疑いのある場合は早めに医療機関を受診してください。子どものいる家庭では十分に注意し、感染対策を行っていきましょう。

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