2021.11.16 乾燥肌

【医師監修】乾燥肌と毛穴悩みの関係とは?おすすめのスキンケアやメイク方法を紹介!

乾燥肌
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乾燥肌になって肌の表面がパサつくと、かゆみを伴うなど不快な症状があらわれます。乾燥肌がもたらす悪影響はそれだけでなく、実は毛穴悩みの要因ともなり得るのです。

毛穴の開きや詰まりが気になる乾燥肌の方は、適切な洗顔方法やメイク方法を知って、乾燥肌対策に努めることをおすすめします。

今回は、乾燥肌と毛穴悩みの関係を解説するとともに、乾燥肌で毛穴悩みを解消するための対策方法も紹介します。乾燥肌による毛穴悩みを改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

乾燥肌でよくある毛穴悩みの種類

乾燥肌とは、皮膚の水分や皮脂量が少なくなり、うるおいが不足している状態のことです。乾燥肌が原因となり毛穴トラブルが発生する可能性もあるため、関係性をきちんと把握することが重要です。

ここからは、肌の乾燥が原因で生じる毛穴トラブルについて詳しく解説します。

乾燥毛穴

肌が乾燥して水分不足になると、毛穴が目立ちやすくなります。水分量が不足することで毛穴周りの凹凸が際立ち、毛穴が開いているように見えるのです。

乾燥毛穴は肌のハリが失われている状態であり、毛穴の凹凸によってできる影の影響で、毛穴がへこんで目立つケースもあります。

毛穴が目立つと感じるのであれば、まずは肌の乾燥を疑ってみましょう。乾燥毛穴が気になる場合、入念な保湿ケアを継続して行うことが大事です。

毛穴詰まり

乾燥しているのに肌がテカって見えると悩む方もいるかもしれませんが、それは肌の水分を補おうとして皮脂が過剰に分泌されることが原因です。過剰に分泌された皮脂と古い角質が混ざることで毛穴が詰まり、黒ずんで見えてしまうことがあります。

また、肌が乾燥することでターンオーバーがうまく行われなくなり、古い角質が硬くなってニキビを引き起こすリスクも懸念しなくてはなりません。

毛穴開き

毛穴開きは、とくに顔のTゾーンと呼ばれる皮脂が多い部分に発生することが多いです。

皮脂の過剰分泌だけでなく、加齢、剥がすタイプの角質パックの使用、偏った食生活など、さまざまな要因が重なることで毛穴の開きにつながります。丁寧な肌ケアにプラスして、日頃から健康的な生活をおくるなど、生活習慣の見直しも重要です。

毛穴悩みの対策方法

乾燥肌が引き起こす毛穴悩みは、それぞれの症状に適した方法で対策を行う必要があります。乾燥毛穴、毛穴詰まり、毛穴開き、それぞれに合う対策方法を紹介するので、毎日のケアの参考にしてください。

乾燥毛穴には徹底した保湿ケア

乾燥によって毛穴が目立つのであれば、うるおい成分が含まれた基礎化粧品でスキンケアを行いましょう。肌にうるおいを与えることで、毛穴にメイクや汚れが詰まるのを防ぐことができ、毛穴周りの凹凸が目立たなくなる可能性があります。

一般的に、気温が下がることで空気中の水分量も低くなる傾向があるため、とくに秋から冬の時期の乾燥が気になる方は、季節に応じて徹底した保湿ケアを行いましょう。保湿ケアによって肌がうるおうようになると、肌のハリやツヤがアップする効果にも期待できます。

毛穴詰まりには丁寧なクレンジングと洗顔

毛穴詰まりを解消するためには、肌に付着した汚れやメイク、皮脂をしっかり洗い流すことが大切です。肌のうるおいが保てるよう、保湿成分が配合された洗顔料を選ぶことをおすすめします。

洗顔料をしっかり泡立てて、肌を優しくマッサージするように洗顔しましょう。泡を落とす際には、肌に刺激を与えないよう38~40℃のぬるま湯を使ってください。

また、洗浄力が強いクレンジングや洗顔を使用すると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。肌に必要な皮脂まで落としてしまうと、乾燥肌を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

適度なケアを心がけながら、自分の肌に合ったスキンケアアイテムを選ぶようにしてください。

毛穴開きには保湿ケアと紫外線への対策

毛穴悩みを持つ方のなかには、剥がせる毛穴パックやピーリングを使って角栓除去を繰り返す方もいるかもしれませんが、使用頻度には気を付けた方が良いです。無理な角栓除去は、かえって毛穴の開きを悪化させる可能性があります。

また、紫外線による肌ダメージも毛穴開きの要因の1つです。日差しが強い季節に限らず、普段から日焼け止めや日傘を活用して、紫外線対策に努めましょう。

乾燥肌による毛穴悩みに適切な洗顔方法

乾燥肌による毛穴悩みには、適切な方法でメイクや汚れを落とすことが大切です。髪にクレンジングが付着しないよう、ゴムなどで髪をまとめながら洗顔の準備を行ってください。

メイクをしている方は、クレンジングで洗顔を行います。

クレンジングは、皮脂を落としすぎず優しくケアできるタイプを選んでください。具体的には、クレンジングミルク・クレンジングクリーム・クレンジングジェルがおすすめです。

メイクをしっかり落としたいからといって、肌を強くこするのは良くありません。優しくマッサージするように、クレンジングを肌に馴染ませながらメイクを落としましょう。

洗顔料は、濃密な泡が作れるタイプを選ぶと良いです。手が直接肌に触れないような意識で、泡を肌の上でころがすように洗顔してください。

Tゾーンから洗いはじめて、水流が強いシャワーは直接肌にあてないようにしましょう。肌に刺激を与えないことを心がけながら、泡で優しく肌をなでるようにケアを行うことがポイントです。

乾燥肌におすすめのスキンケア方法

乾燥肌は肌のバリア機能が低下している状態で、紫外線といった外部からの刺激を受けやすくなっています。普段使っている基礎化粧品でも刺激を感じる可能性があるため、低刺激性の肌に優しい基礎化粧品を使うことが望ましいです。

スキンケアは、基本的に「①化粧水②乳液③クリーム」の順番でケアを行います。高価な基礎化粧品でなくても、使用感が自分に合っていれば問題ありません。肌悩みに合った美容液をプラスしても良いでしょう。

ただし、商品によってケアの順番や方法が異なるケースもあるため、お手持ちの基礎化粧品の使用方法をよく読んでからケアを行ってください。

また、スキンケアの仕上げに白色ワセリンのような保湿ケアアイテムを使うこともおすすめです。赤ちゃんにも使えるほど刺激が少ない商品であれば、乾燥肌の方でも取り入れやすいといえます。

乾燥肌で毛穴が気になるときのメイク方法

乾燥肌の方は、コスメも低刺激性の商品を選ぶようにしましょう。肌が乾燥して敏感になっている状態なので、香料や防腐剤といった肌の刺激になりそうな成分が含まれているかを確認したうえで、使用するコスメを検討してください。

紫外線を防ぐために、日焼け止め効果があるコスメを使うのもおすすめです。日差しが強い夏場などには、日焼け止めを下地として活用しても良いでしょう。

紫外線対策ができるコスメには、「SPF」や「PA」の表記があります。SPFとは、シミの原因となるUV-B波を防ぐ指標を指し、PAとは、シワやたるみの原因となるUV-A波を防ぐ指標のことです。

また、ファンデーションには、毛穴やニキビなど気になる部分をカバーするだけでなく、肌を外部の刺激から守る役割もあります。ノーメイクで肌を休ませる労わり方もありますが、メイクしなくてはならないシーンにおいては、肌の調子を確認しながらファンデーションを活用しましょう。

ただし、乾燥した肌にファンデーションを使うと、粉っぽく浮いて見える可能性があります。自然な仕上がりにするために、ブラシでさっと肌にのせる、部分的に使うなどの工夫を行ってください。

乾燥肌の方が気を付けたいポイント

肌が乾燥しているときには、刺激が強いスキンケアアイテムやコスメの使用は避けることをおすすめします。肌のバリア機能を高めるためにも、スキンケアアイテムは保湿効果に注力した商品を選びましょう。

肌の保湿効果に優れた成分として、ヒアルロン酸・コラーゲン・グリセリンが挙げられます。スキンケアアイテムを選ぶ際には、これらの成分が含まれているか確認することも大事です。

肌のお手入れの一環として、自己流のマッサージを行う方もいるかもしれません。しかし、無理なマッサージは肌に負担を与える可能性があるので、乾燥肌や毛穴悩みが気になるときには控えたほうが無難です。

さらに、エアコンや暖房は空気を乾燥させるだけでなく、肌の水分が蒸発する要因にもなります。空気を乾燥させないよう、室内の湿度にも気を使うと良いです。加湿器など湿度を保つアイテムを活用しながら、室内の湿度管理を行いましょう。

きちんと乾燥肌対策をして毛穴悩みから解放されよう

肌の水分量が足りず乾燥した状態になると、さまざまな毛穴悩みを引き起こす可能性があります。乾燥肌による毛穴悩みの対策には、自分に合うスキンケア方法を見付けることが大切です。

根気強くスキンケアを行い、洗顔方法やメイク方法にも気を配りましょう。使用するアイテムにも気を遣い、低刺激性のものを選ぶよう心がけることをおすすめします。

今回紹介した洗顔方法やスキンケア方法を参考にしながら、日々の乾燥肌対策に取り組んでください。

川﨑医師よりコメント
空気の湿度によって、皮膚も乾燥したりべとついたりと変わりがちです。
年中同じ基礎化粧品を使用するよりも、季節に合わせて素材をローションからクリームへ、保湿のものから美白の物へと変更するのも、きれいな肌を保つポイントです。

監修者
監修者_川﨑加織
医師:川﨑加織
皮フ科かわさきかおりクリニック院長。医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会専門医。
兵庫医科大学病院初期研修医、皮膚科入局からキャリアをスタートし、病院やクリニック勤務を経て、現クリニックを開院。 皮膚科専門医として、女性医師として、母として、患者さんの心と身体に寄り添うことを信条としている。

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