MV画像

コラム
COLUMN

2024.04.17

乾燥肌・スキンケア

顔の保湿が必要な理由は?適切なスキンケア方法とおすすめの成分を紹介

肌を美しく保つには、毎日のスキンケアが大切です。なかでも顔に関しては、とくに肌の調子を良好に保ちたいと考える方が多いのではないでしょうか。

肌の美容や健康のためには、保湿を欠かさないことが重要です。

今回は、顔の保湿を適切に行う方法や、保湿に役立つおすすめの成分を中心に、毎日のスキンケアを詳しく紹介します。加えて、肌のために内側からできるインナーケアについても説明します。

顔の保湿はなぜ必要?乾燥を避けるべき理由

保湿には、肌のバリア機能を正常に維持する役割があります。バリア機能により、水分の蒸発や外部からの刺激を防げます。

保湿をしないと肌のバリア機能が低下し、軽い刺激に対しても敏感になってしまいます。その結果、かさつきや痒み、赤みなどの肌トラブルが引き起こされやすくなります。バリア機能を維持し肌トラブルを避けるためにも、毎日の保湿は欠かせません。

【保湿ケアの基本】顔の保湿に必要なアイテム

保湿を行うには、スキンケアアイテムが必要です。さまざまなアイテムがありますが、基本的なものを紹介していきます。

一般的に使用されることの多い、化粧水、美容液、乳液、クリームの特徴や役割を見ていきましょう。

化粧水

肌に水分や保湿成分を補給し、保湿効果を高める働きをします。

透明か半透明の液状タイプが一般的です。柔軟化粧水、収れん化粧水、ふきとり化粧水など、いくつかのタイプに分けられます。

美容液

化粧水より粘度が高く、保湿機能に加えて乳液やクリームのような柔軟機能も持つアイテムです。一般的な保湿用のほか、肌の悩みに合わせたもの、化粧下地としても使えるものなど、さまざまなタイプがあります。

乳液

クリームより油性成分が少なく、さっぱりとした使用感や肌へのなじみやすさが特徴です。

保湿成分によるエモリエント効果が得られます。エモリエント効果とは、水分蒸散を防止して肌のうるおいを保持し、柔軟にするものです。

クリーム

乳液と同様に、油性成分と保湿成分でできており、保湿や柔軟効果を与えるものです。

役割は乳液と同じですが、より流動性が少なく半固形のため、保護性が高い特徴があります。

【保湿ケアの基本】顔の保湿の適切な手順

顔の保湿ケアは、洗顔・保湿・保護の3つの手順で行うのが基本です。保湿の効果を上げるにはケアの順番が大切なため、適切な手順で行いましょう。

それぞれの手順を詳しく紹介します。

1.洗顔

保湿成分を肌に浸透させるためには、クレンジングや洗顔を最初に行い、メイクや汚れを落としておくことが重要です。

洗顔のポイントは、摩擦による刺激を与えないこと、ぬるま湯で洗うこと、洗浄力の強すぎない製品を選ぶことの3つです。

【手順】

1.クレンジングでメイクを浮かせ、指の腹で力を入れずに洗う

2.洗顔料をよく泡立てて、きめ細かな泡で肌を包むように優しく洗う

3.ぬるま湯で洗顔料をすすぐ

2.保湿

洗顔後は速やかに化粧水で保湿し、気になる部分には美容液を塗ると良いでしょう。化粧水は顔全体に、美容液は気になる部分に優しくなじませてください。

美容液は必須アイテムではありませんので、必要に応じて用いましょう。

また、つける順番は製品によって異なります。それぞれの製品に記載された説明書きを確認してから、適切な手順で使用してください。

【化粧水を塗る手順】

1.適量を手に取り、おでこ、頬、鼻、あごを中心に顔全体に優しく伸ばす

2.顔の内側から外側に向かって、手の平で優しく肌を包み込みながら浸透させる

3.保護

保湿を行ったら、最後に乳液やクリームで蓋をすることで乾燥を防ぐ必要があります。化粧水と同様に、顔全体に優しく伸ばすように塗りましょう。

さらに、日中は日焼け止めを塗り、紫外線対策をすることも重要です。外出時は長袖の着用や日傘の使用などを心がけ、紫外線による刺激から肌を守りましょう。

顔の保湿をしたいときにやってはいけないこと

適切なスキンケアは顔の保湿効果を維持しますが、反対に、保湿を妨げてしまうような行為もあるため注意が必要です。

保湿ケアの効果を十分に引き出すためにも、避ける必要のある行為についても知っておきましょう。

顔の保湿に逆効果な行為を日頃から行わないよう心がけることが大切です。肌を守るために避けるべきことを紹介します。

過度な洗顔などの誤ったスキンケア

顔を洗いすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、肌トラブルの原因となるため注意が必要です。過度な洗顔の具体例には、熱いお湯や洗浄力の高すぎる洗顔料の使用などが挙げられます。

洗顔に熱いお湯を使うと、皮脂膜が溶けて乾燥肌の原因となるためNGです。また、洗顔料に限らず刺激の強いスキンケアアイテムの使用や、こすり洗いによる摩擦は、肌に負担を与えて傷つけてしまいます。

洗顔後、保湿までに時間を空けて乾燥させてしまう

洗顔後の保湿が遅れると、時間が経つにつれ肌がどんどん乾燥していってしまうため注意が必要です。

洗顔をしたら必ず保湿をすぐに行えるよう、あらかじめスキンケアアイテムを準備しておくと良いでしょう。

顔の保湿に適切なスキンケアアイテムの選び方

保湿を含め適切なスキンケアをするためには、ご自身の肌に合ったスキンケアアイテムを選ぶことが大切です。

肌タイプにより異なる特徴があるため、該当する肌タイプを知り、適切なアイテムを使用しましょう。

乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌の4種類の肌タイプに分けて、どのようなスキンケアアイテムを選べば良いか説明します。

乾燥肌

乾燥肌は、肌のバリア機能が低下している状態です。4種類の肌タイプのなかでも、保湿の重要度が高い肌タイプといえます。

そのため、化粧水だけでなく油分を含む乳液やクリームを使用して、十分な保湿と保護を行う必要があります。とくに乾燥の気になる部分には、乳液やクリームの重ねづけをすると良いでしょう。

脂性肌

皮脂の分泌を抑えるために、肌への刺激が少ないタイプの洗顔料を選ぶことが望ましいです。化粧水や乳液などは、べたつかないタイプやオイルフリーのアイテムを選ぶと良いでしょう。

脂性肌の方が保湿ケアを怠ると、皮脂の過剰分泌を招く場合もあるため注意が必要です。

混合肌

混合肌の場合、Tゾーンが脂性肌で、頬や目元が乾燥肌なのが一般的です。肌の状態に合わせたケアが望ましいため、異なるスキンケアアイテムを用意し、部分的に使い分けましょう。

脂性肌部分にはオイルフリーなどさっぱりとしたタイプ、乾燥肌部分には保湿力の高いアイテムを使うと、適切にケアできます。

敏感肌

肌になるべく負担がかからないよう、刺激の少ないアイテムを選ぶことが大切です。肌に優しい低刺激性の洗顔料や化粧水、乳液などを選ぶと、肌への負担もかかりにくくなります。

また、はじめて使用するアイテムは、顔に使う前にパッチテストを行ってから使用すると良いでしょう。

顔の保湿におすすめ!水分保持に役立つ成分

適切な保湿を行うためには、保湿性に優れた成分を肌に補うことが望ましいです。化粧水やクリームなどに含まれるおすすめの成分を紹介します。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質を含むクリームやローションには、医薬品と医薬部外品があり、特性が異なります。

医薬品の場合は、保湿に加え血行促進や抗炎症の作用があり、角質の水分保持機能を改善するのに役立ちます。

医薬部外品の場合は、高い保湿効果が期待でき、日常のスキンケアに使えるアイテムとして活用できます。

セラミド

角質の細胞間脂質で、水分と結合する力が強く保水性が高いです。化粧水や市販薬の保湿剤に含まれる成分で、広く活用されています。

ヒアルロン酸

肌の構成成分の一種で、強い保水力と吸湿力があり、肌表面の保湿力を高める効果が期待できます。セラミドと同様に、化粧水や市販薬の保湿剤に含まれる成分です。

顔の保湿には内側からのケアも大切!おすすめの方法

肌の保湿を十分に行うためは、外側から行うケアだけでなく、体の内側からアプローチするインナーケアも重要です。

肌の保湿に役立つインナーケアの方法を、詳しく見ていきましょう。

こまめな水分補給と加湿

肌の内側まで水分を補うためには、水を飲むことが大切です。水分補給を行うことで、肌に水分を補えるだけでなくターンオーバーも改善されます。

水分摂取の目安量は、1日あたり2リットルとされています。必要量は活動量などによっても異なりますが、目安量を基準に摂取すると良いでしょう。一度に大量に飲むのではなく、こまめな摂取が望ましいです。

また、部屋が乾燥していると肌も乾燥してしまいます。冬季など湿度が低い場合は、加湿器を使用したり濡れタオルをかけたりして、室内を加湿しましょう。

栄養バランスの整った食事

肌の水分量を高めるには、食事内容も重要です。魚油や植物油を中心に、脂質も適量に摂りましょう。

保湿に役立つ主な栄養成分には、タンパク質、ビタミン類、オメガ3系脂肪酸などがあります。

また、スキンケアアイテムの成分として知られるセラミドは、食品からも補えます。こんにゃくや豆類、海藻類に含まれるため、献立に取り入れてみましょう。

適度な運動

運動不足は血行不良などを起こし、肌のターンオーバーが乱れやすくなるため注意が必要です。ストレッチやウォーキングなどの適度な運動は、代謝を上げるのに役立ちます。

適度な運動はバリア機能の改善にも効果が期待できますが、過度な運動は逆効果です。無理のない範囲で行いましょう。また、運動前後に適切なスキンケアを行うことも大切です。

睡眠時間の確保

就寝後3時間で深い眠りに入っていれば、成長ホルモンが多く分泌されるといわれます。成長ホルモンは肌を回復させるためにも役立ちます。十分な睡眠時間を確保できるよう、入眠環境を整えることが大切です。

就寝前の食事は控え、1時間前には入浴を済ませましょう。また、スマホの使用やテレビの視聴は脳を覚醒させてしまうため、就寝前には避けることが大切です。

保湿ケアで乾燥を防ごう!水分を保持して顔も体も健やかな肌に

顔の保湿は、美容のためだけでなく、肌のバリア機能を整え健やかな状態に保つために必要です。

洗顔、保湿、保護という手順を基本に、肌に合ったアイテムを使って適切なスキンケアを行うと良いでしょう。毎日の保湿ケアには、保湿効果の高い成分を含むスキンケアアイテムを使うのがおすすめです。

また、外側から行うケアに加えて、体の内側から行うインナーケアも保湿に役立ちます。外側と内側の両方からのケアを行い、顔も含め全身の肌の健康を守りましょう。

乾燥肌なおそう!ヒルマイルド

乾燥肌治療薬

  • ヒルマイルド


    第2類医薬品

  • クリーム
  • ローション
  • スプレー
  • Hクリーム
ヒルマイルド製品画像
TOPPAGE

TOPPAGE