便秘解消
便秘とは?
排便の仕組みに障害が起こり、便が非常に長い時間(個人差はありますが一般的に3~4日以上)腸内に留まり、排泄されることがない状態で不快感を自覚する場合に便秘と判断されます。
便秘には明確な定義がないため主観に頼るところが大きいのですが、「便が硬くて排便が困難」、「排便の回数が少ない」、「排便してもすっきりしない」といった症状があると言われています。
日本人の「お通じ事情」
厚生労働省が昭和61年から3年ごとに実施している「国民生活基礎調査」によると、2022年のデータでは、当時の日本の人口が約1億2220万人といわれているのに対し、便秘人口は約438万人もいるという結果になりました。また、男女別で比べてみると、女性の半数以上が便秘で苦しんでいるということがわかりました。
女性の中でも、特に20代以上の方に便秘の自覚症状が多いようです。
これは女性ホルモンのバランスが変わることによって便秘が起こるためです。
また、60歳以上になると、加齢による筋力の衰えや腸内感覚の低下、腸内細菌の弱体化などが原因で男女共に便秘人口が増加しています。最近では、子どもの便秘が増加していることも問題視されています。
平成28年3月、NPO法人日本トイレ研究所が実施したインターネット調査によると、回答数4833人のうち、20%の小学生が便秘状態であるという結果が明らかになりました。
隠れ便秘のサインを見逃さないで
便秘の自覚症状がある場合はまだ対策を立てられるので良いのですが、「実は便秘の症状が出ているのに自身が便秘だと自覚していない」、「便秘が日常化してしまい、さほど深刻に考えられていない」というケースもあり、そういった潜在的な便秘人口は調査の数字よりももっと多いのではないかと考えられています。
本来、便通は毎日起こるのが健康な状態です。
しかし、例え毎日便通があったとしても、便が硬くて量が少なく残便感がある場合は便秘症と言えるでしょう。そして、便がしばらく出なくても不快に感じないからと言って、そのままの状態で放置しておくのは良くありません。
大腸がんなどの深刻な病気が隠れている場合があるので、いつもと違うと思ったら、すぐに病院を受診することをおすすめします。
便秘は放っておくと、腸で起こる症状だけでなく、肌荒れや不眠、吐き気、肩こりなどさまざまな症状を引き起こす可能性があります。
このような辛い症状を伴う便秘は早めに解消するよう心がけましょう。
便秘を解消するために
便秘の解消と予防には生活全般の改善が必要です。
規則正しい生活を心がけ、
適度な運動を取り入れて腸の働きを活発にし、
排便する時間を確保する習慣をつけましょう。
自分に合った方法を選んで継続して行ってください。
おすすめの解消法非薬物療法
下剤などの薬を使わず、体の自然な働きによって便秘を解消する方法が非薬物療法です。生活習慣を見直して規則正しい生活を送り、便秘に効く体操をするなど適度な運動をしながら食生活を改善し、体や腸を健康な状態にしていきます。また、腸の動きは自律神経と密接に関係しているので、ストレスを減らすことも便秘の解消につながります。ここでは、薬を使わずに便秘を解消する具体的な方法をご紹介しますので、自分のライフスタイルに合った方法を組み合わせて実行してみてください。
生活習慣の見直し
便秘を解消するためには、規則正しい生活習慣を身に付けることが大切です。空腹時におなかがグーっと鳴ったり、食べ物や飲み物を口にした後におなかの中からギュルギュルと音がしたりするのは、腸が動いている証拠。便秘の解消には朝一番に胃腸を動かすことがとても重要です。朝食をきちんと取ったり、適度な運動をしたり、トイレの時間を作ったりするためには、朝少し早くおきて夜も早く眠りにつくことをおすすめします。腸を活発に動かすためにも今までの習慣を思い切って変えて、健康的な生活を送るようにしましょう。
生活習慣の見直しその1朝の排便を習慣づける
便秘解消につながる「朝のトイレ習慣」
便意の有無に関わらず、毎日同じぐらいの時間(特に朝食後など)にトイレに行くようにします。一般的に、起床時には腸管がよく動いて便が出やすい状況になっています。
そこへ朝食を食べることで腸のぜんどう運動がさらに活発に行われます。朝、胃の中に何もない状態のところに水や食べ物が入ることで、胃が動くことで胃壁が伸び、そこにつながっている腸も反射的に動き出します。腸が動き出すと腸壁が刺激されて直腸反射が起こります。
直腸反射が起こると直腸から脳へ信号が伝わって便意を催すので、朝食をきちんと摂ることは、排便にとても重要な役割を果たしているのです。また、朝は何かと時間がなく、トイレに行く時間を取りにくいかもしれませんが、少し早めに起きてでもトイレのための時間を確保してください。せっかく便意を感じても我慢してしまうと便秘の原因になります。また、最初のうちは便意を催さなくてもトイレで過ごし、朝のトイレタイムを習慣づけてください。毎朝の規則的な排便習慣により便意がおこるリズムが形成され、便秘の改善に繋がります。
生活習慣の見直しその2適度な運動
便秘知らずの体に!
便秘には適度な運動も効果的です。なぜなら、便秘の原因の一つに運動不足が挙げられるからです。人間は腹筋を利用していきむことで腸を刺激し、排便を行いますが、日常生活の中であまり体を動かさない人は腹筋が衰え、排便に必要な力が十分に発揮できなくなります。便秘解消のためにも適度な運動を行い、体内の血液循環を改善して腸の運動を活発化させましょう。
ここで注意すべきは、“毎日継続して運動を行うことで効果が上がる”ということ。忙しくて運動ができなかったからと言って、週末にまとめて行っても効果は出ません。継続して行うことが重要なのです。毎日忙しくて運動ができないという人には、すきま時間を利用してできる“腰ひねり動作”がおすすめです。それは、肩幅に足を開いて肩や腕の力を抜き、腰を左右にひねるというもの。実は腰をひねることで腸を刺激し、排便を促す効果があるのです。また、軽い有酸素運動も便秘解消に有効です。ウォーキングやストレッチなどを毎日20分~30分程行うことで、排便を高める副交感神経が刺激され、腸の動きを活性化させることができるのです。
起床後に軽めのストレッチや体操を行うと、全身を動かして腸を活性化させることができます。適度な運動は、血行を促進して排便しやすい状態を作りますので、普段からあまり体を動かしていない方は、ウォーキングなど軽めの有酸素運動から取り入れてみましょう。
マッサージとストレッチ
忙しい毎日の中でも、たった5分で便秘解消に役立つマッサージやストレッチがあります。これらは時間をかけずに手軽に実践できる方法です。
便秘解消マッサージの一つとして、「の」の字マッサージがあります。これは高齢者や妊婦さんでも簡単にできる方法です。両手を下腹部の上で重ねて、自身のお腹に「の」の字を書くように時計回りにゆっくりと圧をかけながらマッサージします。反対方向にマッサージすると、腸の動きと逆になって効果が得られない可能性があるため、必ず時計回りで行いましょう。
座った状態でできるマッサージもあります。便秘になると硬くなる大腸のS状結腸をマッサージするもので、まず左の腰骨から少しおへそ側へいき、そこから少し下がったあたりを手で軽く押して硬くなっているS状結腸を探します。見つけたら、その部分をゆっくりと10回程度押します。そこから、強めに押しながら斜め下へ少し下がり、また最初の硬くなっている部分まで強く圧をかけながら戻ります。このマッサージを10往復程度繰り返しましょう。
また、寝る前に行う「わかめストレッチ」もリラックス効果と便秘解消効果が期待できます。立ったまま両手を上に伸ばして、頭の上で手のひらを合わせます。そのままの体勢で、3秒かけて息を吸いながらゆっくりと体を左へ傾け、次に左から右へ9秒かけて息を吐きながら右へ傾けていきます。ストレッチ中は、わき腹が伸びていることを感じながら、3分を目安に実践してみましょう。
便秘解消のツボを押すのも効果的な方法です。手の「合谷(ごうこく)」と「神門(しんもん)」というツボを押すことで便意を起こさせる効果があります。合谷は人差し指の付け根と手首のちょうど間から真横に進んだ人差し指の側面側にあります。神門は手首の小指側の側面にある骨とスジのくぼみにあり、圧力をかけると痛みがあります。
生活習慣の見直しその3生活習慣の見直し
一見、便秘とストレスは関係ないように思われますが、便秘の原因の多くはストレスによるものと言われています。なぜなら、“現代はストレス社会”と揶揄されているように、人々は仕事や家庭、人間関係において毎日のようにストレスを抱えているからです。そういったストレスは心だけでなく、肉体をも蝕んでいきます。とりわけ、胃や腸は耐性が弱く、それぞれの機能が乱れやすくなります。ストレスが与える影響は自律神経にも及びます。腸管のぜんどう運動は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスにより保たれているので、ストレスによって自律神経が不安定になると排便習慣のリズムが乱れ、便秘を招くことになるのです。
ストレス性の便秘を解消するには、その要因を発散して自律神経を正常に戻し、腸内を健やかに保つ必要があります。例えば、他人に話を聞いてもらう、買い物をする、旅行で日常を忘れる、一日何もしない日をつくるなど、自身に合った方法でストレスを発散しましょう。また、便が出ないことを気にしすぎていると新たなストレスとなってしまうので、あまり悩まないようにすることも大切です。
生活習慣の見直しその4便意を逃がさない
便意と排便の上手な付き合い方
近くにトイレがなかったり、忙しくて時間がなかったりと、排便を我慢しなければならないこともあるでしょう。しかし、排便したいのにトイレに行くことを我慢していると、直腸・結腸反射が鈍くなり、便意が起こりにくくなってしまうのです。
直腸・結腸反射とは、便が直腸に到達した時に腸壁が刺激され、神経を通して脳に伝達し、脳から排便命令が出る反応のことです。そして、この排便命令を便意と言います。便意を無視して排便を我慢し続けていると、直腸の感覚が鈍り、便が直腸へ到達しても脳へ伝達されなくなります。その結果、便意が起こりにくくなり、行き場を失った便が排泄されずにどんどん溜まることで便秘になってしまうのです。便秘は自律神経の低下も引き起こします。自律神経と便意は深く関係しているので、自律神経が低下して便意が起きないと、腸の運動も弱まり、便秘の常習化につながります。
便秘を回避するためにも、排便したい時に便意を逃さないことが大切です。もし外出時に便意が起こった場合でも、公共の場で排便することを恥ずかしがらず、我慢せずに排泄しましょう。
生活習慣の見直しその5自然療法
自然の恵みで始める便秘改善法
自然療法には生活習慣や食生活の見直しといった、薬を使用せずとも便秘の解消を手助けする方法がありますが、ここではハーブとアロマを用いた方法をご紹介します。植物が持つ自然本来の力を利用するので、体にやさしく腸の動きを改善することができます。
古来から体の不調を整える薬草として人々の生活に密着してきたハーブ。紀元前の時代から医療に用いられていたという文献が世界中に残っており、何百という種類の中には、便秘に効果があるとも言われているものもあります。例えば、鎮痛作用のあるカモミール、整腸作用のあるペパーミント、香りにリラックス効果があるラベンダー、解毒効果が期待できるオレンジなど。その効果は、ハーブティーにすることで有効に取り入れられます。お茶にして飲むことで水分補給になり、ホットで飲むと内臓を温め、消化器官の働きを助けてくれます。
また、日本の医療現場ではほとんど取り入れられていませんが、フランスでは一般的に利用されているメディカルアロマも、家庭で手軽に行える便秘解消法としてオススメです。ハーブのオイルを焚いたり、お腹のマッサージに利用したりすることでリラックス効果が高まります。ただし、妊娠中や持病があり常用薬を飲んでいる人は、ハーブの種類によっては体に合わない場合があるので、使用の際は必ず医師に相談してください。
ハーブを用いた便秘改善法は、あくまでも食生活・生活習慣改善の補助をする役割です。運動など他の便秘解消法と併せて行い、より高い効果を狙いましょう。
食生活の見直し
適度に運動を行っており、ストレスも抱えていないのになぜか便秘気味という人は、食生活に問題があるのかもしれません。
まずは自分の食生活を見直してみてください。
例えば、ジャンクフードばかりを好んで食べていたり、ダイエットで食事制限をしていたり、忙しいからと毎日の食事を軽い物で済ませていませんか?
食べ物と便は密接に関係しているので、不規則な食生活を送っていると便秘になるだけでなく、健康にも影響を及ぼしてしまいます。
ここでは、食生活の見直しに役立つ5つのポイントをまとめています。便秘を解消するためにも、生活習慣や食生活をしっかり改善していきましょう。
食生活の見直し
食生活の見直しその1規則正しい食事
お腹の調子を整えて便秘を解消させるためにも、規則正しい食生活を心掛けましょう。便秘解消への第一歩として、まずは1日3食をきちんと食べることが大切です。特に朝食は、欠かせません。朝食をしっかり食べることで腸が活性化し、排便を促す作用があります。夜に食べた物は私たちが寝ている間に消化されるので、朝起きた時には何も残っていません。その状態のまま朝食まで抜いてしまうと腸の動きが鈍くなり、便秘は改善しません。そうならないためにも、朝食をきちんと食べるようにしましょう。
もちろん、3食しっかり食べるのは良いことですが、ここで注意して欲しいのは、毎日の食事量。暴飲暴食は言うまでもなく、1回の食事量が少ない場合でも便秘の原因となるので気をつけましょう。食事の量と便の量は比例しているので、食べる量が少ないと便意が湧きにくくなり、排出までの時間が長く掛かってしまうので注意が必要です。また、毎日決まった時間に食事をしましょう。同じ時間に食事をすることによって体が習慣付けられ、腸のぜんどう運動の効率も上がり、排便習慣が身に付くようになるのです。食事は腸内環境を整えることを意識しながら、
主食と主菜、副菜とバランス良く3食きちんと食べるようにしましょう。毎日、なるべく同じ時間帯に食事を摂ることで、
排便リズムも整いやすくなります。
食生活の見直しその2十分な水分の摂取
食べた物は胃で消化吸収された後、腸内へ送られます。そして、腸内を進むうちに腸壁に水分を吸収され、最終的に固形物の便となって排出されます。しかし、体内の水分が不足している場合は、このような腸の機能が十分に発揮できません。必要な水分を補うために、体が外に出す水分の量を減らそうと働くからです。その結果、便が持つ水分はさらに減り、一層硬くなるため排出が難しくなるのです。つまり、便をスムーズに排泄するためには、十分な水分を取り入れることが重要なのです。
便通を改善するためには1日2L程度の水分補給がベストと言われていますが、だからと言って大量の水分を一度に摂取してはいけません。大量に水分を取り込んでも腸では吸収されにくく、余分な水としてそのまま尿として排出されてしまうからです。
大切なのは、一日の中で何度もこまめに水分を取ること。水分を定期的に摂取することで腸の環境が整い、適度な水分を持った便が排出されるのです。また、起床時にコップ一杯の水を飲むのもオススメです。特に冷たい水を飲むと腸が刺激され、排便を促す効果が期待されます。水分をしっかり補って、スムーズな排便を目指しましょう。
体の水分が足りなくなると、便の水分も不足して硬くなってしまうため、便秘になりやすい状態になります。1日2リットル程度を目安に、のどが渇いたと感じる前にこまめに水分補給をするようにしましょう。まず、朝起きたらコップ1杯の水を飲む習慣をつけ、食事に汁物をプラスして、水分の摂取量を増やすことをおすすめします。
食生活の見直しその3食物繊維の摂取
腸内環境を整える
食物繊維を取ることは便秘改善の基本です。食物繊維は腸管で吸収されずに残るため、水分を含んで便を作ります。繊維分が多いほど水分を吸収しやすく、便が柔らかくなり便も大きくなるため、スムーズに排便を行うことができます。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維は野菜や豆類、芋類に多く含まれています。この食物繊維は腸に吸収されずに残り、水分を吸って膨張するのが特徴です。腸内で膨らむことで満腹中枢が刺激されるため、暴食を防ぐことができます。
一方、水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶ける性質があり、リンゴやバナナなどの果物や海藻類に多く含まれています。水分量が多いため、便に潤いを与えて柔らかくすることができます。また、この水溶性食物繊維は腸内に住む善玉菌を活性化させるためのエネルギーとしても有効です。善玉菌を活発にし、腸内環境を整えるためにも欠かせない食物繊維です。
便秘解消には、これら2種類の食物繊維をバランスよく取ることが大切です。効果を得るためには1日25g~30gの食物繊維が必要とされ、便秘時には多量の果物や野菜を食べることが推奨されています。
便秘解消を目指すなら、野菜を多く食べるようにして、食物繊維を積極的に摂りましょう。とくに、水溶性食物繊維は、整腸効果や善玉菌を増やす効果も期待できます。
食生活の見直しその4ビフィズス菌と
オリゴ糖の摂取
人間の腸の中には、約100種類、100兆個もの細菌が生きていると言われています。これらの腸内細菌は、人の健康に有害な働きをする悪玉菌(有害菌)や、健康のために良い働きを行う善玉菌(有用菌)などに分けられます。善玉菌の代表格であるビフィズス菌には、腸のぜんどう運動を活性化させる働きがあり、悪玉菌の増加を防ぐ役割があります。健康な腸ほど善玉菌の割合が多く、逆に、腸内に悪玉菌が多くなると、便秘をはじめ、さまざまな病気を引き起こします。そのため、腸内環境を整えるには善玉菌を増やすことが大切ですが、ストレスを溜めたり、乱れた食生活や生活習慣を送ったりしていると、悪玉菌が増加し、善玉菌は減少してしまいます。
善玉菌を増やすにはそのエネルギー源である糖類が必要です。胃や小腸で消化吸収されずに生きたまま腸内に辿り着くことができるオリゴ糖は、善玉菌の活性化をサポートする重要な役目を担っています。大豆や玉ねぎ、リンゴ、ゴボウなどの食材に含まれており、甘味料としても販売されているので、腸内環境を整えるためにも摂取が推奨されています。
なお、腸内環境を整えるために欠かせないオリゴ糖自体も便秘に有用とされていますが、現時点では科学的に立証されていません。ヨーグルトやチーズなどの乳製品、キムチ、納豆などの発酵食品も腸内環境を整える効果が期待できますので、積極的に摂取しましょう。
食生活の見直しその5便秘解消レシピ
食生活を改善させるためにも、便秘に有効な食材を知り、それらをしっかり摂取するようにしましょう。具体的には、食物繊維の豊富なリンゴやゴボウなどの果物や野菜、乳酸菌を多く含むヨーグルトや味噌など。積極的に食べて腸内環境を整え、健康な体へと生まれ変わりましょう。
これらの食材を有効的に取るには、温かくて水分量の多い野菜スープなどの汁物がイチオシです。特に、昔から食べられてきた和食の多くは便秘に有効な食材が使用されているため、毎日の食事を和食に変えるだけでも、より多くの栄養素を取り込めます。
例えば、消化しやすいように小さめに切ったさつまいもやゴボウ、人参、しめじ、ワカメを使った具沢山の味噌汁と、納豆、漬物、ひじきや切り干し大根の煮物を一緒に食べるなど。滋味があり、お腹にもやさしいのは日本食ならではでしょう。食後のデザートとして、ヨーグルトにはちみつを加えて好みのフルーツを混ぜ合わせれば、乳酸菌も効率的に摂取できます。
サプリメントや薬に頼らずとも、意識的に野菜を多めに取るだけで便秘を改善することができるのです。ただし、極端に食べる量を減らしたり、栄養バランスを無視して偏った食事をしていると、ストレスを感じてしまったり、逆に体調を悪くしてしまったりする可能性もあるので要注意です。
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