2021.11.16 乾燥肌

【医師監修】乾燥肌向けの日焼け止めのおすすめは?選び方や塗り方まで解説

乾燥肌
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5年後、10年後のシミをつくると言われている紫外線。ひと昔前は、日焼けをした肌の方が健康的なイメージがあると言われていましたが、昨今女性だけでなく男性も日傘をさすなど、日焼け対策をしている方が増えてきました。

紫外線はUVAとUVBに分けられます。UVAは浸透力が高いので、肌表面だけでなく真皮まで届き、肌にダメージを及ぼします。UVBはUVAと比べると浸透力は弱いですが、エネルギーが強いため、浴びると火傷のように赤くなると言われています。

いずれにしても、紫外線を浴びて肌トラブルが極力起こらないように、日焼け止めを塗ることが大切です。

乾燥肌でも日焼け止めでUV対策!

紫外線は、シミやシワの原因になることで知られていますが、乾燥肌の原因にもなると言われています。紫外線によって日焼けをすると肌のバリア機能が低下して、水分が蒸散しやすくなるためです。

乾燥肌の方でも日焼け止めは使えますが、入っている成分によっては、乾燥肌を悪化させてしまう可能性があります。日焼け止めを有効活用できるよう、選ぶ際のポイントやおすすめの使い方を以下で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

乾燥肌のための日焼け止めの選び方

乾燥肌の方は敏感になっている可能性があるので、なるべく肌にやさしい日焼け止めを選ぶと良いでしょう。日焼け止めの選び方と配合されている成分について以下で詳しく解説します。

紫外線散乱剤が含まれているものを選ぶ

紫外線散乱剤とは、紫外線を肌表面で散乱・反射させることで皮膚を防御する成分です。肌への負担が少ないので、子どもや敏感肌の方にもおすすめです。

紫外線吸収剤が含まれているものを避ける

紫外線吸収剤は、一度紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換してから放出する成分です。日焼け止め効果は高いですが、肌に負担がかかりやすいため、赤みやかゆみが出る場合があります。

「ノンケミカル」と書いてあるものを選ぶ

ノンケミカルとは、化学物質を使用していないことを指す言葉です。日焼け止めにノンケミカルと記載されている場合は、紫外線吸収剤を配合していないことを指すので、こちらも参考にしてみて下さい。

乾燥肌にも嬉しい日焼け止めの成分は?

日焼け止めを選ぶ上で、乾燥肌の方にも嬉しい成分を一部紹介します。上記の紫外線散乱剤とあわせて、以下の成分が日焼け止めに入っているかどうかを確認してみましょう。

セラミド・コラーゲン

セラミドやコラーゲンなどの保湿成分は、乾燥肌をみずみずしい状態に保つ効果が期待できるのでおすすめです。特にラメラ構造を持つ「ヒト型セラミド」は水分を抱えこむ上に、皮膚のバリア機能を高める効果があると言われています。

セラミドやコラーゲンなどが含まれた市販の日焼け止めも多くあるので、探してみると良いでしょう。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は、安定性が高い日焼け止め成分と言われています。日焼けをした後にビタミンC誘導体入りの化粧品を使用する方も多いと思いますが、日焼け止めに配合されていると、紫外線によるダメージを減少させ、持続的に肌を守る効果が期待できます。

乾燥肌の方が日焼け止めを塗る時のポイント

いきなり顔に日焼け止めを塗ると、皮膚がキシキシした感じがするなど乾燥肌を悪化させてしまう可能性があるので、清潔な状態の肌に使用しましょう。顔を洗い、化粧水や乳液で保湿をしてから、日焼け止めを塗るのがおすすめです。

日焼け止めは商品説明をよく読んでから適量を手に取り、鼻、頬骨、おでこなどの高い部分からムラなく塗り拡げると良いでしょう。

日焼け止めをすり込みすぎ過ぎると肌に負担がかかり乾燥の原因になってしまうので、注意して塗りましょう。

外出する際の日焼け止めの使い方

外出前ぎりぎりではなく、外出する30分ほど前に日焼け止めを塗る方がおすすめです。また、汗やこすれで落ちていくので、汚れをティッシュオフしてから、日焼け止めを塗り直すと良いでしょう。

日焼け止めはしっかり落とし保湿する

メイクを落とさないでいると肌が荒れるように、日焼け止めが肌に残っている場合にも、肌荒れが起こることがあります。1日の終わりにはクレンジングでメイクや日焼け止めを落としましょう。なお、乾燥肌の方にとってはクレンジングも刺激となる可能性があるので、洗顔料だけで落ちる日焼け止めを使用する方が良いです。

また、洗顔後は肌が乾燥しやすいので、化粧水や乳液などで保湿をし、お手入れの最後に無香料・無着色で肌を刺激しにくい白色ワセリンを使うのもおすすめです。

乾燥肌なら乾燥する成分を含まないノンケミカルの日焼け止めを!

ここまで、乾燥肌の方に向けた日焼け止めの選び方や使い方ついて述べてきましたが、乾燥肌の方はまず、紫外線吸収剤が使われていない「ノンケミカル」の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。

また日焼け止めを使用する時は、保湿された清潔な肌に塗り、洗って落とし、また保湿するという流れが非常に大切です。日焼け止め塗る前後のお手入れを適切に行い、乾燥しにくい肌を目指しましょう。

川﨑医師よりコメント
日焼け止めは強いものを使用しても汗や皮脂などでとれてきますので、日中に都度塗りなおすことが必要です。敏感肌の方はお湯や石鹸だけで洗い流せるものを選ぶとよいでしょう。

監修者
監修者_川﨑加織
医師:川﨑加織
皮フ科かわさきかおりクリニック院長。医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会専門医。
兵庫医科大学病院初期研修医、皮膚科入局からキャリアをスタートし、病院やクリニック勤務を経て、現クリニックを開院。 皮膚科専門医として、女性医師として、母として、患者さんの心と身体に寄り添うことを信条としている。

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