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2025.01.26

乾燥肌・スキンケア

黄ぐすみとは?肌が黄色く見える原因や適切なケア、予防方法を解説

肌が黄色っぽくくすみ、メイクをしても隠しきれずに悩んでいる方は多いかもしれません。しかし、原因を知り、適切なケアを行えば改善できる可能性があります。

今回は、肌が黄色っぽくくすんでしまう「黄ぐすみ」の原因や改善方法、予防方法を解説します。健やかで美しい肌をつくるために、できることから取り入れていきましょう。

黄ぐすみとは?

黄ぐすみとは、肌が黄色みを帯びてくすんで見える状態のことをいいます。顔全体が黄色っぽく見え、肌の透明感が失われているのが特徴です。

肌が黄色っぽく見えることで血色感が失われ、顔色が悪く見えて暗い印象を与えてしまいます。そのため、実年齢よりも老けて見られることがあります。

黄ぐすみの原因とは?

肌が黄色っぽく見えるのには何らかの原因があります。適切なケアを行うためには、まず原因を知ることが重要です。

黄ぐすみは、主に糖化やカルボニル化が原因で起こると考えられています。また、黄疸や柑皮症により肌が黄色っぽく見えるケースもあります。

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

糖質の摂り過ぎによる「糖化」

糖質を摂り過ぎると、体内のタンパク質が糖と結びつき、肌の真皮層が変色することで黄ぐすみが起こります。過剰摂取により余った糖質とタンパク質が結びつくと、黄褐色に変性した糖化タンパク質が生成されます。

糖化反応により生成された物質の総称を「AGEs(終末糖化産物)」と呼ばれます。AGEsは褐色の物質であるため、肌に蓄積されると肌色に影響し、くすんだ印象を与えてしまいます。AGEsは加齢に伴い増加すると報告されており、皮膚の表面に蓄積されることで黄ぐすみが起こりやすくなります。

脂質の摂り過ぎによる「カルボニル化」

糖質の摂り過ぎによる「糖化」に加えて、脂質の摂り過ぎも黄ぐすみを起こす主な原因です。過剰摂取した脂質は体内で酸化し、酸化した脂質とタンパク質が結びつくと、黄色く硬いカルボニル化タンパク質(ALEs)が生成されます。

カルボニル化タンパク質は、紫外線の影響により黄色化が進行すると考えられています。また、加齢とともに増加する傾向です。

黄疸や柑皮症などの疾患

肌が黄色いのは、疾患が原因の可能性もあります。単純に肌がくすんでいるわけではないため、該当する場合は適切な対処が必要です。代表的なものとして、黄疸や柑皮症があげられます。

黄疸は、ビリルビンという色素が血中に増加し、肌に過剰に沈着した状態です。多くの場合、肌だけでなく白目も黄色くなります。

柑皮症は、みかんなどの食べ過ぎでカロテノイドという色素が肌に沈着した状態です。柑皮症は特別な治療が不要で、柑橘類を控えれば自然と治ります。

しかし、黄疸の場合は治療が必要な病気です。黄ぐすみと自己判断して放置しないようにしましょう。

黄ぐすみ以外にもある、肌のくすみの種類とは

黄ぐすみのほかにも、肌のくすみにはさまざまな種類があります。大きく分けると、以下の4種類があげられます。

  • 青ぐすみ:血行不良により毛細血管が目立ち、肌が青黒くくすむ
  • 赤ぐすみ:肌のバリア機能低下により、炎症や血管の拡張で赤みが目立ちくすむ
  • 茶ぐすみ:紫外線や摩擦などでメラニン色素が生成され、茶色っぽくくすむ
  • グレーぐすみ:乾燥と角質肥厚によりグレーっぽくくすむ

それぞれの種類によってくすみの原因は異なります。そのため、改善や予防には原因に合わせた対策が必要です。

くすみについては、以下のコラムをあわせてご覧ください。

肌のくすみの原因とは?自宅でできる改善・予防方法を紹介

黄ぐすみを改善する方法はある?

治療が必要な疾患の場合は別ですが、肌の黄ぐすみは基本的に改善・予防が可能です。黄ぐすみの改善・予防には、外側からの適切なスキンケアと内側からのインナーケアの両方を行うことが大切です。

ここからは、スキンケアとインナーケアの具体的な方法を紹介します。

スキンケアで肌の黄ぐすみを改善・予防する方法

まずは、肌の黄ぐすみを改善・予防するための適切なスキンケアについて紹介します。スキンケアの方法に加えて、化粧品などのスキンケアアイテムの選び方も重要です。

黄ぐすみを改善・予防するためのスキンケアのポイントは、「十分な保湿」と「紫外線対策」の2点です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

十分な保湿を行う

黄ぐすみの改善や予防には、肌のバリア機能が正常に働く必要があるといわれています。そのためには、ターンオーバーを整えることが重要です。十分な保湿を行い、肌の水分量を保つようにすると、ターンオーバーが整い、肌のバリア機能が正常化します。

肌の保湿には、ヘパリン類似物質やセラミドなど、保湿効果の高い成分が含まれたスキンケアアイテムを選ぶと良いでしょう。

保湿はタイミングも重要です。とくに、洗顔後や入浴後は肌が乾燥しやすいため、速やかに保湿を行う必要があります。

紫外線対策を行う

紫外線は、肌の黄ぐすみを悪化させる要因の1つです。紫外線を浴びると活性酸素が発生し、脂質の酸化によるカルボニル化が促進されてしまいます。さらに、紫外線は肌の糖化にも影響を与えます。

対策を行わずに紫外線を浴び続けると、カルボニル化と糖化が進行してしまうため、注意が必要です。

紫外線対策は外出時のみ行えば良いと考える方も少なくありません。しかし、室内にも紫外線は届くため、日中は外出の有無にかかわらず紫外線対策を行いましょう。

スキンケアの最後に日焼け止めを塗り、外出の際は日傘や帽子、サングラスを使うのがおすすめです。

インナーケアで肌の黄ぐすみを改善・予防する方法

外側から行うスキンケアも重要ですが、肌の黄ぐすみを改善・予防するにはスキンケアだけでは不十分です。体の内側からできる対策や予防(インナーケア)を同時に行うと良いでしょう。

ここからは、肌の黄ぐすみ対策に役立つインナーケアを紹介します。いずれも継続することが大切なため、習慣化しながら無理なく取り入れましょう。

糖質や脂質の摂り過ぎに気をつける

肌の黄ぐすみの原因となる糖質や脂質の摂取量を見直しましょう。過剰摂取を避けるために、食事内容を見直すことも大切です。

炭水化物ばかりの食事に偏ると、糖質の摂取量が多くなってしまいます。タンパク質も意識的に摂り、野菜も多く取り入れましょう。

また、食べ物だけでなく飲み物にも注意が必要です。なるべく無糖の飲料などを選び、甘いお菓子や飲み物は量を控えるのが良いでしょう。

脂っこい料理は量を控え、調理には酸化しにくいごま油やオリーブオイルなどを使うことも、カルボニル化による黄ぐすみ対策に役立ちます。

ビタミン類を積極的に摂り栄養バランスを整える

黄ぐすみ対策には、ビタミンA、C、Eなどを中心としたビタミン類の積極的な摂取がおすすめです。ビタミン類には肌のターンオーバーを正常化する効果が期待できます。

また、スキンケアによる保湿が重要とお伝えしましたが、外側だけでなく内側からの保湿も肌の健康を守るためには欠かせません。そのため、こまめな水分補給を行うことも大切です。

栄養バランスの良い食事は、糖質や脂質の過剰摂取を防ぎます。さらに、肌のターンオーバーを整え、肌の水分量を高めることにも役立ちます。ビタミン類を含む食材を用いて、日々の食事で栄養バランスを整えるよう心がけましょう。

食べる順番を工夫し食事リズムを整える

肌の糖化を予防するためには、血糖値の急上昇を避ける必要があります。食事の際は野菜を先に食べ、食物繊維などを優先的に摂取すると、血糖値の上昇が緩やかになります。

また、GI値(グリセミック指数)の低い食品を選ぶことも血糖値の急上昇を防ぐために役立ちます。GI値とは、血糖値が上昇する速度を数値化したものです。数値が低いものほど血糖値上昇の抑制効果が期待できます。

血糖値の変化を抑えるために、食事のリズムを安定させるのも良いでしょう。

適度な運動や良質な睡眠を心がける

食後に有酸素運動を行うと、糖がエネルギーとして消費されるため、糖化の予防につながります。

ウォーキングなどを定期的に行うのが理想的ですが、難しい場合は意識的に階段を使うなど、無理なくできることから取り入れてみましょう。

適度な運動は、黄ぐすみの改善・予防だけでなく、血流改善やストレス解消、代謝アップにもつながり、肌の健康維持に役立ちます。

また、睡眠が充実すると肌のターンオーバーが整います。睡眠時間を確保するには、入眠しやすい環境を整えることが大切です。就寝前には体を温めてリラックスすることを心がけましょう。

乾燥肌ならヘパリン類似物質配合の治療薬を使用する方法も

前述のとおり、黄ぐすみの改善や予防には十分な保湿を行い、肌のバリア機能を正常に保つことが重要です。

しかし、乾燥肌が原因で肌のバリア機能が低下している場合、十分な保湿を行っても黄ぐすみが改善されないかもしれません。乾燥肌の改善には、ヘパリン類似物質配合の乾燥肌治療薬を使用する方法があります。

ヘパリン類似物質配合の乾燥肌治療薬には、ローションやクリームなどさまざまな形状があります。医薬品や医薬部外品があり、医薬品は乾燥肌の治療、医薬部外品は日常的な保湿ケアに適しています。いずれも使用上の注意をよく十分に読んでから使用してください。

ただし、使用するのが不安な場合は、事前に皮膚科に相談することが大切です。

なお、ヘパリン類似物質配合の乾燥肌治療薬は、健栄製薬のオンラインショップでも取り扱っているため、購入を検討してみてください。

健栄オンラインショップ[公式]はこちら

肌の黄ぐすみが気になるときにやってはいけないこと

黄ぐすみを改善・予防したいなら、適切なケアを行うことが重要です。間違ったケアは効果が期待できないだけでなく、肌荒れを引き起こすこともあります。

事前に、間違ったケアとはどのようなものかを知っておけば、誤って行わないように気をつけることができます。健康な肌を守るために避けるべきことを見ていきましょう。

過度なスキンケアを行う

黄ぐすみを取りたいという理由で行いがちなのが、過度なスキンケアです。洗顔をし過ぎると肌の保湿性が失われてしまい、逆効果になるため気をつけましょう。

洗い過ぎだけでなく、熱いお湯の使用、ピーリング、摩擦などの刺激も肌を傷めてしまいます。肌に刺激を与えない適切なスキンケアを日々行うことが大切です。

過度な食事制限を行う

糖質や脂質の摂取を控えるあまり、過度な食事制限を行うのは危険です。食べないことで空腹が長引くと、食後血糖値の急上昇などの変化が大きくなり、逆効果になってしまう可能性があります。

さらに、栄養不足による肌荒れや体調不良につながる可能性もあります。栄養バランスの良い食事を、できるだけ規則正しく摂るようにしましょう。

肌の黄ぐすみには適切なスキンケアとインナーケアの継続が大切

肌が黄色い場合、くすみが原因のケースと、黄疸などの病気のケースとがあります。原因によって行うべき対処は異なるため、まずは原因を知ることが大切です。

黄ぐすみには、保湿などの適切なスキンケアを行うことに加え、内側からの対策も重要です。食事や運動、睡眠などのインナーケアも心がけましょう。

なお、黄ぐすみの改善はすぐに効果が出るものではないため、継続してケアすることが大切です。どちらのケアも、黄ぐすみに限らず健康な肌を守るのに役立ちます。毎日の習慣となるよう、根気強く続けていきましょう。

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