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コラム
COLUMN

2022.07.13

乾燥肌・スキンケア

【医師監修】スキンケアは朝が重要!外部刺激から肌を守るケア方法やアイテムを紹介

夜よりも短時間で済ませてしまいがちなのが朝のスキンケアです。朝は忙しさからスキンケアをおろそかにしてしまうこともあるかもしれませんが、1日肌を守るためには朝のスキンケアはとても重要です。

そこで今回は、朝のスキンケアの目的や、アイテム・手順などを紹介します。朝のスキンケアを見つめ直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

朝と夜のスキンケアの違い

スキンケアは朝と夜に行うのが一般的で、朝は外出前のスキンケア、夜はメイクなどをオフする寝る前のスキンケアと工程の数が異なります。

朝はメイクをしていない分、スキンケアがおろそかになってしまうことが多いかもしれませんが、朝のスキンケアはメイクのノリや崩れを左右するため、丁寧に行うことが大切です。

朝のスキンケアの目的

朝にスキンケアを行う目的は以下の3つです。朝のスキンケアがどのような役割を果たしているのか確認してみましょう。

  • 睡眠時にかいた汗や皮脂の汚れを落とす
  • 肌を保湿して乾燥から守る
  • 紫外線などの外的刺激から肌を守る

まず、寝起きは皮脂やホコリなどの汚れが肌に付着しているため、洗顔を含むスキンケアを行い、肌を清潔にする必要があります。

また肌を保湿しないことでバリア機能が低下し、あらゆる肌トラブルと引き起こす可能性があるため、肌が乾燥しないように朝もきちんと保湿することが大切です。

外出の際、日中浴びる紫外線の刺激から肌を守るためにもスキンケアを丁寧に行いましょう。

朝のスキンケアの手順

朝のスキンケア方法は、夜のスキンケアと異なります。朝の適切なスキンケアの手順について以下で詳しく解説していきます。

洗顔をする

睡眠中に付着した汗や皮脂、ホコリなどの汚れを洗顔で落とします。ぬるま湯で肌の汚れを軽く洗い流してから洗顔をはじめましょう。

洗顔料はしっかりと泡立て、泡を肌の上で転がすようにしながらやさしく洗い上げるのがポイントです。

肌をゴシゴシとこすったり、泡の洗い流しがあったりすると肌トラブルを引き起こす可能性があるので注意しましょう。

化粧水をつける

化粧水は肌に水分を与えるスキンケアアイテムで、全体の7~8割は水でできており、肌にうるおいを与える役割があります。

配合されている美容成分によっては肌をやわらかくする効果が期待できます。朝は洗顔後に化粧水をつけましょう。

直接手で塗布する方法とコットンで化粧水を肌に馴染ませる方法がありますが、自身の肌に合った方法でスキンケアを行いましょう。

乳液・クリームをつける

乳液やクリームには油分が含まれているため、化粧水で与えた水分を蒸発させない役割があります。化粧水だけでは肌内部の水分が蒸発して乾燥する可能性があるため、化粧水のあとは乳液やクリームと併用するのが望ましいです。

美容液をスキンケアに加えたい方は「化粧水→美容液→乳液またはクリーム」の順が一般的です。

美容液の種類によっては順番が異なる場合もあるため、説明書きを確認してから使用すうようにしましょう。

日焼け止めを塗る

朝のスキンケアは外出前の準備となるケースが多いため、日焼け止めで紫外線対策を行うと良いでしょう。

紫外線は肌に刺激を与えるほか、バリア機能を低下させ乾燥肌を引き起こす要因となるため、外出前はしっかりと日焼け止めで肌を守ることが大切です。日焼け止めは額や鼻、頬骨など顔の高い位置に乗せて広げましょう。

朝のスキンケアアイテムは肌タイプで決めよう

朝のスキンケアは、肌に合ったアイテムでケアすることが大切です。肌タイプ別におすすめのスキンケアアイテムを以下で紹介していきます。

乾燥肌

乾燥肌は肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発してカサカサした状態になっています。乾燥肌は小じわやくすみ、シミなどの原因となるため、きちんと保湿ケアを行うことが大切です。

また、乾燥肌は刺激を受けやすいため、スキンケアアイテムは刺激が少なく保湿力の高い商品を選ぶと良いでしょう。とくに乾燥が気になる箇所には、肌の状態を見ながら白色ワセリンやヘパリン類似物質などの成分が配合されたアイテムを取り入れるのもおすすめです。

肌に必要な皮脂まで洗い流すことがないよう、洗浄力の強すぎるスキンケアアイテムには注意しましょう。

脂性肌

脂性肌は皮脂が過剰分泌された状態で、肌がテカったり脂っぽく感じたりすることがあるため、皮脂や古い角質をしっかりと洗い流すことが大切です。

ただし、脂性肌は乾燥が原因で皮脂が過剰分泌される場合もあります。肌の洗い過ぎには注意をし、乳液やクリームで保湿することを心がけましょう。

混合肌

混合肌は部位によって乾燥肌と脂性肌が混在している状態です。日本人は混合肌の方が多い傾向があります。

乾燥肌の部分は高保湿成分が含まれたスキンケアアイテムを使い、テカリや皮脂の分泌が気になる部分は、油分の少ないスキンケアアイテムでケアすると良いでしょう。

普通肌

普通肌とは水分と油分のバランスがとれているキメの整った肌を指します。生理周期やホルモンバランスの乱れなどにより肌の調子が狂う場合もあるので、日常的にスキンケアを行うことが大切です。

スキンケアアイテムは基本的に使用感の合う商品を選んでも良いですが、季節や年齢による肌のゆらぎに対応できる商品を都度選ぶようにするとなお良いでしょう。

朝のスキンケアで外出中の肌への負担を防ごう!

身支度など朝はやらなければいけないことが多く、スキンケアをおろそかにしてしまいがちです。

外出中は紫外線やホコリなど、外部からの刺激を受ける機会が多いため、肌を守るためにも、朝もしっかりとスキンケアを行うことが大切です。洗顔や化粧水、乳液やクリーム、日焼け止めを使いながら肌の健康を守っていきましょう。

川﨑医師よりコメント

皮脂の分泌が過剰な場合にでる皮膚のめくれも「カサカサしている」と表現される方がいます。「カサカサしている」=乾燥肌ではないこともありますので、判断ができない場合は皮膚科に相談されてみるのもいいでしょう。

川﨑加織

監修者

医師:川﨑加織

皮フ科かわさきかおりクリニック院長。医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会専門医。
兵庫医科大学病院初期研修医、皮膚科入局からキャリアをスタートし、病院やクリニック勤務を経て、現クリニックを開院。 皮膚科専門医として、女性医師として、母として、患者さんの心と身体に寄り添うことを信条としている。

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