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コラム
COLUMN

2022.05.09

乾燥肌・スキンケア

【医師監修】スキンケアルーティンについて解説!肌タイプ別のケア方法も

「毎日スキンケアをしていても、肌悩みが解消しない」と感じている方もいるでしょう。その原因は適切なタイミングや順序でスキンケアを行えていない可能性があります。

スキンケアの効果を引き出すためには、スキンケアのタイミングや順序がとても重要です。

そこで今回は、朝と夜のスキンケアルーティンに取り入れるべきお手入れ方法や、肌タイプ別のスキンケアの選び方などを紹介します。

なかなか肌の調子が良くならないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

スキンケアはルーティン化しよう

スキンケアとは、肌を清潔に保ったり保湿したりする肌のお手入れのことです。使用するものは化粧水や乳液、クリーム、洗顔、美容液などさまざま。

スキンケアは適切な順序でルーティン化し、毎日続けることで、肌悩みの解消をめざすことができます。

しかし、肌の状態は一人ひとり異なるため、肌質や肌悩みに合わせてスキンケアのルーティンも変えるようにしましょう。

おすすめのスキンケアルーティン

おすすめのスキンケア方法と、その手順を紹介します。

朝と夜ではスキンケア方法も異なるため、日々のスキンケアを見直してみましょう。

クレンジング・洗顔

スキンケアのルーティンは、夜はクレンジング、朝は洗顔からスタートします。クレンジングはメイクを落とすスキンケアで、メイクをした日には欠かせません。

一般的にクレンジングはお風呂に入る前か、入浴中に行う方が多いですが、帰宅後にすぐ行うとルーティン化しやすいためおすすめです。

メイクは時間の経過とともに酸化すると言われており、なるべく早くメイクを落とすと、肌の負担が少なくなります。夜はクレンジングをしたら、その流れで洗顔も行うようにしましょう。

朝のスキンケアは寝ている間に分泌された皮脂、ホコリなどを落とすことが目的なので、なるべく起床後すぐに行うようにしましょう。

化粧水

朝夜問わず、洗顔後はすぐに化粧水をつけましょう。洗顔後は必要な皮脂を洗い流してしまっている可能性があり、水分蒸散量が多く乾燥しやすい状態になっています。

水気をやわらかいタオルで優しくふき取ったら、化粧水を少し手で温めてから顔につけると良いでしょう。

美容液

美容液は肌悩みに合わせて、ルーティンにプラスするスキンケアアイテムです。美容液には、保湿美容液、美白美容液、ニキビケア美容液など、さまざまな種類があります。

製品によってつける使用頻度や量、手順が異なりますので、製品の説明書に従うようにしてください。

基本的に美容液は、化粧水のあとにつけるものが多いですが、アイテムの使い方を確認してからスキンケアルーティンに加えましょう。

乳液

乳液は、油分が含まれた保湿アイテムで、化粧水で入れた水分を蒸発させないようにするアイテムです。

化粧水や美容液をしっかり肌になじませてから手で少し温めて顔に乗せていき、肌をこすらないよう均一になるまでなじませていきます。

肌表面のベタつきが気にならない程度になるまで、ハンドプレスを繰り返すようにしましょう。

クリーム・アイクリーム

肌が乾燥しやすい方は、乳液より油分が多いクリームをスキンケアのルーティンに入れると良いでしょう。

クリームは、乳液と同じ役割だけでなく、美容成分を多く含んだものやナイトクリームなど、肌悩みの解決をめざすプラスワンアイテムまで、さまざまな種類があります。

クリームは夜のスキンケアの最後に使うことが多いですが、ルーティンに加える場合は、クリームの成分や、つける適切なタイミングを確認しましょう。

また、乾燥や小じわが気になる目元のケアをしたい方は、アイクリームをスキンケアのルーティンに加えるのがおすすめです。

アイクリームもアイテムによって使う順序が異なりますが、スキンケアの最後に使うものが多いです。目元はとてもデリケートなので、力を入れずに優しくなじませるようにしてください。

日焼け止め(朝のみ)

朝の保湿ケアは、紫外線対策をするところまでをルーティンにすると良いでしょう。紫外線はさまざまな肌トラブルの原因になる可能性があるので、朝のルーティンとしてとても重要です。

「今日は出かけないから紫外線対策は大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、実は家の中にいても紫外線は届いているので対策が必要です。起床後の洗顔から紫外線対策までをルーティン化することをおすすめします。

また、日焼け止めを塗る時は、商品の説明をよく読んでから、適量を手に取り、鼻や頬、おでこなど顔の高い部分から塗るようにしましょう。

日焼け止めは汗をかいたり、こすれたりすることで落ちてしまうので、外出先でもティッシュオフをしてから塗り直せるようにしておくことをおすすめします。

スキンケアは肌タイプによって選ぶ


ここまで、朝と夜のスキンケアルーティンについて紹介してきました。

スキンケアアイテムは種類がとても豊富ですが、ご自身の肌タイプに合わせて選ぶことが大切です。

以下では主に、普通肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌の4種類に分類される肌タイプ別にスキンケアを選ぶ時のポイントを紹介します。

普通肌

普通肌は、水分と油分のバランスが良く、肌トラブルが起きにくい肌タイプです。しかし、大気が乾燥する寒い時期や気温変化、生理周期などの影響で肌質が変わることもあるので、普通肌でも肌の変化に注意しましょう。

普通肌の方で、気になることがなければ、現状行っている日常のスキンケアを大切に、トラブルのない状態をキープできるようにしてください。

乾燥肌

乾燥肌は、肌のうるおいを保ち、外部刺激から守る「バリア機能」が低下しているため、トラブルを起こしやすい傾向にあります。

乾燥肌の方にとって、保湿ケアはとても重要です。化粧水や乳液は、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど、高保湿とされる成分が含まれたアイテムを選ぶと良いでしょう。

クレンジングは必要以上に皮脂を洗い流さないように、クリームタイプやミルクタイプなど洗浄力の高すぎないものを選ぶようにしてください。

お手持ちの化粧水や乳液をつけても乾燥がひどい場合は、クリームや保湿美容液、皮脂と同じ働きをする白色ワセリンなどをスキンケアルーティンに加えるのもおすすめです。

また、スキンケアをしっかり行っても乾燥が気になる場合は、ヘパリン類似物質が含まれた保湿剤を使うことを検討してみてください。

混合肌

混合肌は、部分的に乾燥肌と脂性肌の肌質が混在している肌タイプで、季節や環境の変化を受けやすいのも特徴です。水分と油分のバランスが整っておらず、額や鼻はベタつくのに頬や目元は乾燥するという方は混合肌と言えるでしょう。

皮脂は過剰でも、全体的に水分は足りていないため、乾燥肌と同様に、しっかりと水分を与える必要があります。

顔全体を乾燥肌と同じようにケアしても良いですが、皮脂が過剰でテカリが気になる場合は、油分の少ないケアを行うのがおすすめです。

脂性肌

脂性肌は、水分が十分で油分が過剰な肌タイプで、毛穴の開きやテカリ、ニキビができやすい傾向にあります。

皮脂を気にして、洗顔の回数を増やしたり、皮脂を取り除くケアを過剰に行ったりすると、さらに皮脂が分泌される可能性があります。

必ずしもさっぱりとしたテクスチャーのスキンケアを使えば良いというわけでないので、自身の肌状態をよく確認しながらケアするようにしてください。

スキンケアは毎日ルーティン化して行おう!

スキンケアは、ルーティン化すると毎日続けやすくなります。朝は、起きたら洗顔から日焼け止めまで、夜は帰宅後すぐのクレンジングから入浴後の保湿ケアまでをルーティン化するのがおすすめです。

外側からのスキンケアをルーティン化しながら、食事や睡眠などの生活習慣を整え内側からのケアを継続して、健康的な肌をめざしましょう。

ただし、肌トラブルが起きた場合は、スキンケアアイテムの見直し、皮膚科へ相談などを行うようにしてください。

川﨑医師よりコメント

毎日のスキンケアをすることで、今の肌状態だけでなく未来の自分の肌状態も変わってきます。しっかりとスキンケアをし、肌トラブルのない健康美を手に入れたいですね。

川﨑加織

監修者

医師:川﨑加織

皮フ科かわさきかおりクリニック院長。医学博士、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本抗加齢医学会専門医。
兵庫医科大学病院初期研修医、皮膚科入局からキャリアをスタートし、病院やクリニック勤務を経て、現クリニックを開院。 皮膚科専門医として、女性医師として、母として、患者さんの心と身体に寄り添うことを信条としている。

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