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2026.02.10

乾燥肌・スキンケア

乾燥肌の特徴とは?主な原因と肌タイプの特徴・スキンケア方法を解説

肌のつっぱりを感じたり、メイクのノリが悪かったりと、乾燥肌に悩んでいる方は多いでしょう。乾燥肌は体質だけでなく、季節や年齢、日々のスキンケアや生活習慣など、さまざまな要因が重なって起こります。

今回は、乾燥肌の特徴を始め、主な原因や肌タイプごとの特徴、適切なスキンケア方法についてわかりやすく解説します。乾燥肌について理解した上で、自身の肌に合ったケアを見つけていきましょう。

乾燥肌の特徴とは?

乾燥肌とは、肌の水分量や皮脂量が不足し、肌表面がカサカサとして、ときには白い粉をふいたように見える状態のことです。肌の乾燥は、バリア機能の3要素「角質細胞間脂質」「天然保湿因子(NMF)」「皮脂」が乱れることで起きやすくなります。

「角質細胞間脂質」には、角質層に水分を留めておく役割があり、「天然保湿因子(NMF)」は、水分を角質に引き寄せる役割があります。これらの働きが低下すると、肌内部の水分含有量が低下します。

また、「皮脂」の分泌量が低下すると、肌の表面で水分の蒸散を抑える働きが弱くなり、肌が乾燥しやすくなります。

バリア機能の3要素は、加齢、日焼け、生活習慣の乱れ、ストレスなどで乱れてしまうことがあるため、乾燥が気になりやすい方は注意しましょう。

乾燥肌になる主な原因

乾燥肌の原因は、もともとの肌質だけではありません。環境の影響や生活習慣、日常的なスキンケアの方法によって、肌が乾燥する場合もあります。そのため、まずは乾燥を招く原因を知り、自身の肌に当てはまる点がないかを確認しましょう。

乾燥肌になる主な原因は、以下のとおりです。

  • 空気の乾燥と気温の低下
  • 紫外線の影響
  • 不適切な洗顔や入浴習慣
  • 保湿ケアの不足
  • 年齢による肌の変化

乾燥肌の原因は1つだけでなく、複数が重なっていることも少なくありません。それぞれの原因について詳しく解説します。

空気の乾燥と気温の低下

秋から冬にかけては空気中の湿度が下がり、肌表面の水分が蒸散しやすくなります。加えて、気温が下がると、皮脂の分泌量も少なくなりやすいです。体が熱を逃がさないように皮膚への血流を抑えることで、血流が減少して皮膚の代謝が低下するためです。

皮脂には、肌の水分が蒸散することを抑える役割があるため、分泌が減ると乾燥しやすい状態になります。

一方で、夏場でもエアコンの使用によって室内の空気が乾燥し、肌のうるおいを保ちにくくなる場合があります。肌の乾燥を防ぐためには、それぞれの季節や生活環境に合わせて、適切な保湿ケアを心がけることが大切です。

紫外線の影響

紫外線は日焼けだけでなく、肌が乾燥しやすくなる原因にもなります。強い紫外線を浴びると、肌のうるおいを守る働きが弱まり、水分が逃げやすくなるためです。

また、紫外線は肌の生まれ変わりのリズムにも影響を与え、それが肌の乾燥を長引かせる要因になります。紫外線は一年を通して降り注ぐため、季節を問わず紫外線対策をしなければなりません。

不適切な洗顔や入浴習慣

皮膚の表面には皮脂の膜があり、水分の蒸散を抑えて肌のうるおいを保っています。しかし、長時間の入浴や温度の高いお湯、強い摩擦を伴う洗い方を続けると、皮脂が失われて肌が乾燥しやすくなります。

入浴は40℃以下のお湯で、20分以内を目安に行うと良いでしょう。とくに、空気が乾燥する冬場は、入浴後に水分が急速に失われやすいため注意が必要です。

また、洗顔料を十分に泡立てずに洗ったり、角質ケアを過度に行ったりすることも、角層に負担をかける要因になります。洗顔や入浴では、汚れを落とすだけでなく、肌のうるおいを守るという視点も大切です。

なお、乾燥肌については、以下のコラムをあわせてご覧ください。

乾燥肌におすすめの洗顔方法を紹介!商品の選び方なども解説

乾燥肌の方に!お風呂に入る際のポイントと入浴後の注意点を解説

乾燥肌でもピーリングして大丈夫?ごわつきの改善方法を紹介

保湿ケアの不足

洗顔後や入浴後に保湿を行わなかったり、化粧水だけで終えてしまったりすると、肌の水分は保たれにくくなります。保湿剤を使用する場合でも、使用量が少ないと肌を十分に覆えず、うるおいが持続しにくいこともあります。

乾燥が進んでいる場合、通常の量では保湿が行き届かないこともあるでしょう。市販の保湿剤を使っても改善しない場合は、皮膚科で医師に相談しましょう。

なお、保湿ケアは間隔を空けずに継続することが大切です。日々の積み重ねが、肌のうるおいを安定させることにつながります。

保湿ケアについては、以下のコラムをあわせてご覧ください。

乾燥肌向けに保湿の仕方を徹底解説!ケアして潤いのある肌を目指そう

年齢による肌の変化

年齢を重ねることも、乾燥肌になる理由の1つです。加齢に伴い、皮脂の分泌や水分を保つ力など、肌が持つ働きは少しずつ変化していきます。

肌のうるおいを支えるセラミドなどの細胞間脂質や天然保湿因子、皮脂は、一般的に20代をピークに減少するといわれています。その結果、肌は水分を抱え込みにくくなり、乾燥を感じやすい状態になります。

乾燥肌の基準とは?4つの肌タイプとそれぞれの特徴

一般的に肌質とは、肌の水分量と皮脂量を指標として、そのバランスにより「乾燥肌」、「脂性肌(オイリー肌)」、「混合肌」、「普通肌」の4つに分類されます。

例えば普通肌は、皮脂の分泌量が適度にあり、保湿能力が高く、角層水分量が多いことから、とくに肌トラブルを抱えない良好な状態です。しかし、季節や体調によっては乾燥肌や脂性肌に傾くことがあります。

以下で、4つの肌タイプの特徴について詳しくみていきましょう。

乾燥肌にみられる特徴

乾燥肌は皮脂量が少なく、保湿能力も低下した状態の肌をいいます。肌荒れしやすく、触ったときにカサカサ・ザラザラしていると感じることが多いです。また、鏡で自身の顔をみたとき、白い粉をふいているように見えたり、洗顔後に肌がつっぱった感じがしたりします。

肌に透明感やハリが失われ、目元や口元に細かいしわができるのも、肌の水分量不足が原因です。なかには、ファンデーションのノリが悪いと感じる方もいるでしょう。

乾燥肌はバリア機能が低下しているため、少しの刺激にも敏感になっています。スキンケアアイテムがしみたり、痒みを伴ったりしたら、それは乾燥肌であることが原因かもしれません。

脂性肌(オイリー肌)にみられる特徴

脂性肌は、皮脂量と水分量の両方が多い状態の肌です。うるおいを感じやすい一方で、皮脂分泌が活発なため、ニキビや吹き出物が生じやすい傾向があります。とくに額や鼻などのTゾーンは、テカりやべたつきを感じやすいでしょう。

ただし、脂性肌のなかには、角層内部の水分が不足する「インナードライ肌」と呼ばれる状態もあります。この場合、皮脂分泌が多いにもかかわらず、肌のうるおいを保つ力が低いため、肌荒れやニキビを繰り返しやすくなります。

皮脂の多さだけで判断せず、肌内部の水分状態にも目を向けることが重要です。

混合肌にみられる特徴

混合肌は乾燥性と脂性の両面を持ち合わせた肌タイプです。皮脂量は多く脂っぽいのですが、肌の水分量が少ないため、顔の一部分が乾燥気味でカサカサしているのが特徴です。

皮脂が固まって毛穴に角栓ができやすく、肌がザラザラしていたり、ニキビや吹き出物ができやすかったりするため、Tゾーンを中心に額、鼻、あごにニキビが出やすい方もいます。また、バリア機能が弱いため刺激を感じやすかったり、痒みを伴ったりすることもあります。

乾燥肌と混合肌はどう見分ければ良い?

4つの肌タイプのなかでも「乾燥肌」と「混合肌」を見分けることが難しい場合があります。そこで、両者を簡便に見分ける方法として、洗顔後の肌の状態に着目してみましょう。自身が乾燥肌であるか混合肌であるかをセルフチェックできます。

通常の洗顔後に、タオルで水分をふき取り、化粧水や乳液をつけずに20分ほど放置してください。このとき、肌がどんな状態なのかをチェックしてみましょう。

肌全体につっぱり感があり、とくに皮膚の薄い部分の乾燥が気になるなら「乾燥肌」の可能性があります。肌全体につっぱり感が残るものの、Tゾーンにテカリが気になる場合は「混合肌」の可能性があります。

ただし、上記はあくまでも簡易的に見分ける方法です。肌質が気になる場合や判断に迷う場合は、百貨店やドラッグストアの化粧品コーナーでアドバイザーの肌診断を受けてみるのもおすすめです。

また、皮脂の過剰分泌やひどい乾燥が気になるようならば、皮膚科医に相談してみてください。

乾燥肌をケアする方法

乾燥肌をケアするためには、スキンケアとあわせて生活習慣を整えることが大切です。乾燥肌をやわらげるために意識したいポイントは、以下のとおりです。

  • 水分と油分をバランス良く補うスキンケアをする
  • 乾燥を招きやすい生活習慣を見直す

それぞれ詳しく解説します。

水分と油分をバランス良く補うスキンケアをする

乾燥肌は、皮脂量と角層の水分量が不足した状態です。スキンケアの際には、肌に油分と水分をバランス良く補うことを意識しましょう。

使用するスキンケアアイテムは、ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどが配合されたものがおすすめです。肌にうるおいを与え、角層の保湿機能を高め、角層の水分量が多い状態を保ちやすくなります。

また、白色ワセリンもおすすめです。皮膚表面を油の膜で覆い、化粧水などで補った水分が蒸散するのを抑えられます。スキンケアの仕上げに塗ると良いでしょう。

乾燥を招きやすい生活習慣を見直す

肌質は体調によっても変化するため、生活習慣にも気を配るようにしましょう。例えば「睡眠」は、成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを正常に保つことで、バリア機能を整えてくれます。良質な睡眠を心がけることが大切です。

「食事」も栄養バランスの良い内容を意識しましょう。加工食品やお菓子類は控えめにし、タンパク質やビタミンなどの栄養素をしっかり摂取してください。また、脱水状態は肌の水分量の不足を招くため、こまめな水分補給も重要です。

前述のとおり、とくに冬場は外気が乾燥しやすく、肌からの水分蒸散も知らず知らずのうちに進みます。また、喫煙、紫外線なども肌トラブルの原因になるため、できるだけ避けるようにしましょう。

乾燥肌にはヘパリン類似物質配合の治療薬を使用する方法も

十分な保湿ケアや生活習慣の見直しを行っても乾燥肌が改善されない場合には、ヘパリン類似物質配合の治療薬を使用する方法があります。

ヘパリン類似物質配合の乾燥肌治療薬には、ローションやクリームなどさまざまな形状があります。医薬品や医薬部外品があり、医薬品は乾燥肌の治療、医薬部外品は日常的な保湿ケアに適しています。いずれも使用上の注意をよく読んでから使用してください。

なお、使用に不安がある場合は、自己判断で使用せず、事前に皮膚科へ相談することが大切です。

健栄製薬のオンラインショップでも、ヘパリン類似物質配合の乾燥肌治療薬を取り扱っているため、購入を検討してみてください。

健栄オンラインショップ[公式]はこちら

まずは乾燥肌の特徴を知り、自身の肌について理解しよう!

乾燥肌のケアを考える上では、まず乾燥肌の特徴を知り、自身の肌状態を理解することが大切です。

乾燥は水分や皮脂の不足だけでなく、生活環境や年齢、日々の習慣など、さまざまな要因が重なって起こります。自身の肌タイプや原因を把握した上で、スキンケアや生活習慣を見直していきましょう。

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